松浦慶斗の出身中学や小学校の経歴は?兄弟や家族親戚&進路を徹底調査!大阪桐蔭高校左腕投手【甲子園2021最新版】

スポーツ

激戦区の大阪大会を勝ち抜き、2021年夏の全国高校野球選手権甲子園大会への切符を手に入れたのは「大阪桐蔭高校」でした。そしてその大阪桐蔭高校でエースを務める「松浦慶斗」選手には注目が集まっています。

今回はそんなドラフト最有力候補でもある大阪桐蔭の松浦慶斗選手について、小中学校の経歴から兄弟や家族関係、これからの進路情報などの詳細をチェックしました!

松浦慶斗(大阪桐蔭)のWiki風プロフィール

 

この投稿をInstagramで見る

 

s-e-k-o(@smile_18.44m_smile)がシェアした投稿

名前松浦慶斗
よみまつうらけいと
生年月日2003年7月1日
年齢18歳
出身地宮城県石巻市
身長185cm
体重94kg
出身小学校石巻市立門脇小学校
→旭川市立新富小学校
所属チーム(小学)新富野球少年団
出身中学校明星中
所属チーム(中学)旭川大雪ボーイズ
高校大阪桐蔭
ポジション投手
投打左投左打
球速150km
球種スライダー・カーブ・フォーク・スプリット

現在大阪桐蔭でプレーをする松浦慶斗選手ですが、実は生まれは宮城県の石巻市なのです。小学校が石巻市立門脇小学校から旭川市立新富小学校に変わっていますが、これは小学校2年生のころ。この理由は震災による影響というよりも、親の転勤という理由が強いようです。

小学生のころから非常に注目されてきた 松浦慶斗は、中学高校へと進むにしたがってその実力に磨きをかけてきました。 松浦慶斗選手の投げる「MAX150km」の直球ストレートは、早いだけでなくしっかりとした重さがあります。今大会の活躍が期待されます。

松浦慶斗(大阪桐蔭)の小学校~中学校~高校までの経歴

才能が若くから開花していた松浦慶斗選手。それだけに様々な経験を既にしてきています。そのひとつひとつを小学校時代まで遡って紹介をしていきましょう。

松浦慶斗(大阪桐蔭)の小学校時代の経歴

松浦慶斗選手が小学校1年時代を過ごしたのは、こちらの小学校です。

≪小学校1年生時のみ在学≫

小学校石巻市立門脇小学校
住所宮城県石巻市泉町4丁目7−12
閉校日2015年3月31日

【地図】

こちらの小学校は東日本大震災の影響もあり2015年3月31日をもって閉校しています。震災時に適切な避難がされたと評価された学校のひとつです。

こちらの小学校で松浦慶斗選手は1年生を過ごしますが、もう既にこの時から「門小ガッツ」という野球チームでプレーをしています。そして震災を経験後に親の転勤により引っ越しを経験するわけですが、その2校目となった小学校がこちらになります。

≪小学校2年生以降在学≫

小学校旭川市立新富小学校
住所北海道旭川市新富2条2丁目11
電話番号0166-24-3278

【地図】

小学生2年生からは東北の地を離れ、北の大地北海道で暮らすことになります。入団した野球チームは「新富野球少年団」で、ポジションはピッチャー兼ファースト。チームの中心として活躍をします。ちなみにポジションが投手に移ったのは、小学校5年生くらいのことです。

小学校6年生のとには、北海道日本ハムファイターズジュニアのセレクションを受けます。このセレクションというのがまたかなりの狭き門なのです。候補者1000人を一次で150人に、二次でさらに30人程にまで絞り込みます。そしてこの30人で紅白戦を行い最終的に18人に絞るわけです。そして松浦慶斗選手は見事最後まで勝ち残り、晴れて北海道日本ハムファイターズジュニアに選出され2015年のNPBジュニアトーナメントに出場するのです。このときから既に将来が有望であったということですよね。

松浦慶斗(大阪桐蔭)の中学校時代の経歴

中学生時代は小学校と同じく、旭川市のこちらの中学校で過ごします。

小学校旭川市立明星中学校
住所北海道旭川市東5条1丁目1
電話番号0166-26-0468

【地図】

旭川市立の明星中学校に入学をしますが、実際の野球は自転車で通える距離にある「旭川大雪ボーイズ」にてプレーをします。グラウンドが使えない冬の時期は、雨天練習場や体育館を借りて練習を積んでいきます。

中学1年生のときに既に身長が170cmもあった松浦慶斗選手はすでに直球120kmを投げるピッチャーでした。この時、カル・リプケン12歳以下世界少年野球大会日本代表にも選出され、決勝のアメリカ戦を含む3試合に登板し、世界一を達成するのです。

中学3年生になると身長は更に伸びて185cm程までに。急速はさらに伸びて138kmまでスピードアップします。投げてはエース、打っては主軸打者として活躍を続けます。ボーイズの全国大会ではベスト8という成績を残します。また、実はこの大会でU-15代表の池田 陵真(忠岡ボーイズ)から一目を置かれ「一緒に大阪桐蔭で野球しよう」と誘われます。そしてこの一言が自身の「もっと野球がうまくなりたい」という気持ちと重なって、大阪行きを決意するのです。

松浦慶斗(大阪桐蔭)の高校時代の経歴

大阪桐蔭高校に入学した松浦慶斗選手は、まずそのレベルの違いを痛感します。自身の成長のために、どのようなトレーニングをしてきたのでしょうか。

松浦慶斗の大阪桐蔭高校1年生時の経歴

中学校時代に自身の投球で多く入れていたのは変化球であった松浦慶斗選手。しかし大阪桐蔭レベルになるとそれが通用しません。そして投げる直球はことごとく打ち返されます。必然的に直球の強化が必要だと感じた松浦慶斗選手は、中距離走やインターバル走、体幹を鍛えるTRXなどを多く取り入れて、課題だった下半身と体幹を鍛えていき、夏には142kmを記録します。

そして秋にはベンチ入りを果たし、行われた近畿大会の立命館守山戦では、リリーフとして最速146キロのストレートを投げ込み観衆を驚かせました。更に同じく近畿大会準決勝では智辯学園戦に先発として起用されます。ところが強烈な打線を相手に「4回を投げて5失点」という結果に終わります。コントロールや変化球の制度など、また新たな課題がみえてくるのです。

松浦慶斗の大阪桐蔭高校2年生時の経歴

2年生の秋からはエースを任されます。制球を重視した安定した投球を中心に、大阪府大会で優勝、更には近畿大会では準優所を達成しました。「11戦中9試合」の先発マウンドに上がり、結果として「計48回8四死球15失点」という粘り強い投球を披露しました。

松浦慶斗の大阪桐蔭高校3年生:夏の甲子園大阪府大会の戦い

大阪桐蔭高校には松浦慶斗投手のほかに、関戸康介投手というまた怪物クラスのピッチャーがいます。MAX154kmを繰り出す剛腕投手なのですが、現在コンディションが今一つで登板する機会が少ないため、松浦慶斗投手の出番が自ずと多くなっています。

2021年夏の甲子園をかけた大阪府大会の戦歴がこちらです。

第103回 全国高等学校野球選手権大会 大阪府大会 本戦結果

2021.08.01決勝大阪桐蔭4  –  3興國
2021.07.31準決勝大阪桐蔭12  –  10関大北陽
2021.07.29準々決勝大阪桐蔭5  –  3金光大阪
2021.07.285回戦大阪桐蔭8  –  1近大附
2021.07.254回戦大阪桐蔭22  –  0城東工科
2021.07.233回戦大阪桐蔭10  –  0大冠
2021.07.182回戦大阪桐蔭9  –  1大阪学院大高

序盤は大量得点差が圧勝してきた大阪桐蔭ですが、準々決勝からは接戦を制してきたイメージが強いです。全部で7試合を戦い抜いてきたことになりますが、松浦慶斗選手はこのうち4試合に登板をしています。そのときの成績がこちらです。

第103回 全国高等学校野球選手権大会 大阪府大会 松浦慶斗投手の成績

回数被安奪三四死失点
4回戦:城東工科11200
5回戦:近大附属63421
準々決:関大北陽77514
決勝戦:興国高校96913
合計23172048

登板した4試合中2試合に選抜で出場しています。完投したのは決勝の興国高校戦になりますが、非常に安定した投球を披露しています。全体の防御率は1.57と上々の数字を記録しています。また四死球率の同様に1.57という低い数字が、松浦慶斗投手の制球力のよさを物語っています。全体的に奪三振数は比較的少ないものの、打者にはしっかりとつまらせて打たせて取る野球がしっかりと出来ている証拠であるといえますね。

松浦慶斗(大阪桐蔭)の兄弟・家族・親戚のエピソード

松浦慶斗選手の父親は、今大会にも出場する北海道の名門校である「北海高校」の卒業生で慶斗選手と同様の球児です!名前は松浦吉仁さんで、当時のポジションは外野選手。北海高校時代は、1988年春のセンバツと1989年夏の選手権大会の2回の甲子園に出場しているのです。

高校卒業後は社会人野球の山陽国策パルプ旭川硬式野球部(現:日本製紙旭川硬式野球部)に入団をし、2000年には日本製紙石巻硬式野球部へ移籍します。そして現役を引退した後は、同チームで監督も務めているとのことです。

また家族というよりは親戚になってしまいますが、松浦慶斗投手の母方のいとこはプロ野球選手の古谷優人投手であることもわりと有名な話です。古谷投手は松浦慶斗投手と同じ左ピッチャーで、2016年のドラフト2位でソフトバンクホークスに入団しています。そしてプロ3年目の2019年には日本人左腕最速の160km/hをマークしている、これからの活躍が楽しみな選手なのです。

松浦慶斗(大阪桐蔭)の高校卒業後の進路とスカウト団の声

松浦慶斗選手のこれからの進路は決まっておりませんが、2021年のドラフト会議で指名される有力候補となっていますので、この機会を活かしてプロの道へ進む可能性が高いのではないでしょうか。大分私個人の願望が入ってしまいましたが。笑 また詳細情報があがりましたらこちらにアップしていきますね!

松浦慶斗(大阪桐蔭)に対するドラフトのスカウト団のコメント

さてでは最後に実際に松浦慶斗選手の投球を目の当たりにしている、ドラフトのスカウト陣のコメントを紹介していきます。その投球にどれだけの目が光っているのかが一目瞭然です。

DeNA・安部建輝スカウト|21/7/28
「しっかりまとまって投げているし、調子も上がっている」

中日・中田宗男アマスカウトアドバイザー|21/7/25
「肩の回り方とか腕の振りとか、心配はない。あとは長いイニングを投げてどうか」

オリックス・谷口悦司スカウト|21/7/25
「春先より柔らかくなり、ボールの質も良くなったと感じる」
「春先より可動域が上がっている。フォームのしなやかさも出ている」

巨人・渡辺スカウト|21/7/25
「大型の左投手で直球も強い。可能性がある」

ロッテ・榎康弘チーフスカウト|21/6/25
「ボールに力強さを伝える感覚が良くなっていると思う」

ソフトバンク・永井智浩編成育成本部長兼スカウト部部長|21/6/17
「センバツでは不本意な結果に終わりましたが、あれが彼の実力と見てはかわいそうです。大阪桐蔭高はチーム全体がコロナの影響で調整が遅れていた、というのが我々の見方です。昨年は角度のある強いストレートを投げており、体も大きく、力もついてきています。夏までしっかり見ていく必要がある、期待感の大きな投手です」

MLBロイヤルズ・大屋博行国際スカウト|21/3/24
「大阪桐蔭の松浦君は、左腕で185センチという体格がまず魅力。昨年はもっと荒々しく投げていて直球にも威力があった。甲子園では力んでしまったが、直球を生かすために変化球を課題にしたい」

阪神・渡辺スカウト|21/3/6
「左投手で器用に投げていた。考えながらやっている印象です。今日の試合に合わせて投げられていて十分です」

ヤクルト・阿部スカウト|21/3/6
「スケールの大きな投手になる可能性を秘めている。今後の成長次第では(関戸とともに)どちらも上位(指名)もあるのでは」

まとめ

夏の甲子園大会2021の大阪府代表として出場する大阪桐蔭高校の松浦慶斗選手について、その経歴から兄弟家族の話、これからの進路の情報などを記事にしてきましたが如何でしたでしょうか。

優勝候補の筆頭としてあげられる大阪桐蔭のエースピッチャーであるだけに、大会中は相当なプレシャーがかかることと思いますが、プロへ向けた最高のピッチングに期待しましょう!