King GnuのMV制作/PERIMETRONのメンバーが凄い!ペリメトロンの意味も深いぞ

芸能

2019年から躍進している注目のバンド「King Gnu(キングヌー)」のMV(ミュージックビデオ)を制作しているのが、PERIMETRON(ペリメトロン)というクリエイティブ集団です。

 

東京藝術大学をなんと堂々の中退!という異色の経歴を持つKing Gnuのリーダー常田大希さんが立ち上げた集団ですが、このグループは一体どんな活動をしているのでしょうか。

 

このページをご覧のあなたであれば、King GnuのMVの完成度の高さ、アート性の色濃さはご存知だと思います。

 

どのような方たちが、どのような思考回路でこのような映像作品を世に送り込んでいるのでしょうか。

 

今回はそんな「PERIMETRON」について深堀りをしていきます!

 

 

PERIMETRONとは

 

King Gnuの常田さんが立ち上げたクリエイティブ集団。

 

King Gnuの音楽にダサイ映像はつけたくなかったと答えている常田さんは、「ならばかっこいい映像を自分らで作っちゃえばいいじゃん!」的な発想で、単純で難解な選択をされました。笑

 

ただこのPERIMETRONのMVがとてつもなくかっこいいのは皆さんもご存知でしょう?

 

どこか退廃的な匂いを醸し出しながらも、それがまたとてもアーティスティックな一面として観た人の心の中に入ってくる。

 

作成している人たちは、どんな映像テクニックを持ったクリエイティブな方たちなのでしょうか!?

 

PERIMETRONのメンバー

 

現在では次の10人が主要メンバーとなっています。

 

【PERIMETRON】メンバー構成

常田大希King Gnu
佐々木集プロデューサー(アパレル出身)
OSRIN映像作家
西岡将太郎広告映像制作会社から独立したプロデューサー
神戸雄平デジタルアーティスト(3Dなど)
Arai Makotoデザイナー
森洸大アートディレクター/デザイナー
MARGTアートディレクター(2人組)
Kento Yoshidaプロデューサー

↑各個人名のリンク先には、特集ページを掲載しています!

 

10人がそれぞれの分野に特化しているのがお分かりいただけますか?

 

このクリエイティブ集団はそれぞれが誰にも負けない専門分をもち、その横の繋がりで活動をしているわけなのです。

 

だからこそ作品に各人のこだわりと「ここはこうしたい!」という想いが色濃く残った作品になっているんですね。

 

それぞれのスキルが確かであること、お互いの力を信用していること、この2つの柱が揺るがないことで、いい作品を創造していくことに繋がっているのです。

 

また、以前まで主要メンバーとして活躍をしていた松田稜平さん(スタイリング・衣装デザイン)や、井本翔さん(アシスタント)も要所要所仕事に絡んでいることが予想されますね。

 

PERIMETRONの発端は、常田さんと佐々木さんの出会いから。クラブでオーガナイズをしていた佐々木さんが、Srv.Vinci時代の常田さんをYouTubeで見つけ出し、自身のイベントに呼んだのが運命の始まりとなったわけです。ちなみにその時に佐々木集さんが耳にした楽曲が「STEM」です。

 

基本的に佐々木集さんの開催するイベントはごった煮(いろんなジャンルが参加する形)のもので、カオティックを基本とする常田さんの思想とも重なる部分が大きかったのでしょうね。

 

ところが最初の頃はなかなか集客には苦しんだようです。渋谷の「LOUNGE NEO」というエイジア系列のクラブで常田さんと佐々木集さんがイベントをした際には『観客は20人のみ』なんてことも。笑 ビックな存在に今やなりつつあるPERIMETRONですが、最初はみんな同じスタートラインってことですね!

 

【関連記事】佐々木集/PERIMETRON活動前の経歴が型破り!

 

 

PERIMETRON の名称の由来

 

PERIMETRONの名前の由来ですが、これは純粋に「響きがかっこいいから」のようです。笑

 

「特撮ヒーローっぽいから」なんてこともインタビューでプロデューサーの佐々木さんが答えています。

 

うん。その直感的な感覚を大事にするところが非常にクリエイティブな感じがするw

 

もう少し突っ込んだ話をすると、このPERIMETRONという単語はギリシア語で「π(円周率)」を表しているそうなのですが、この深い意味に関しても特に深くは考えていないようです!笑

 

またPERIMETRONのサブタイトルは「give us money. we are cool(かっこいいものつくるから、金をよこせ)」。めちゃくちゃ痺れる響きであることは間違いないのですが、これは世間から「こいつら生意気」という印象を持たせつつも、それを自身の戒めとしていると、佐々木さんはインタビューで答えています。

 

ちなみにロゴがカプセルなのも、「宝箱みたいに色々詰まってそうで、面白いものが生まれそう」という理由のようです。

 

理由がしっかりしてなさそうでしっかりしている・・なかなか真似することの出来ない素晴らしい感覚ですよね!ということにしておきましょう。笑

 

【関連記事】常田大希の経歴とKing Gnu使用ギター&アンプ機材徹底調査!

 

 

PERIMETRON の作品

 

MVの制作のほかにも、ファッションブランドのコレクションムービーからプロダクト、ジャケットのデザイン、など様々なアート作品を手がけています。

 

FILAの映像

 

FILA OFFICIAL GLOBAL TRAILER from PERIMETRON on Vimeo.

 

なんとも斬新な内容です。

 

というかパッと見、ちょっとホラーな印象もある独特な内容ですがインパクト大です!

 

shu uemuraの映像

 

大手コスメブランド「shu uemura」の映像も手がけています。

 

shuuemura

 

DaikiTsuneta Millennium Parade

 

常田大希さんの独自の「DaikiTsuneta Millennium Parade」の映像も多く手がけています。

 

今回の紹介映像は、イラストレータのやまだりょうじさんとのコラボ作品です。

 

Daiki Tsuneta Millennium Parade × Ryoji Yamada (Animation VJ) from PERIMETRON on Vimeo.

 

オフィシャルミュージックビデオ制作

 

様々なミュージックビデオの制作も手がけています。

 

こちらはPAELLAS (パエリアズ)の「Echo」のオフィシャルミュージックビデオです。

 

 

数え上げたらきりがないのですが、PERIMETRONは様々なアーティストのMVを手掛けています。ミスチルからBishのアイナ・ジ・エンドから・・実に様々。それをまとめたのがこちらの記事になりますので、是非ご覧ください!

 

 

【関連記事】PERIMETRONのMVを動画付き一覧でまとめてみた!世界観がやばい

 

 

まとめ

 

今回はPERIMETRON(ペリメトロン)のメンバーや、活動内容についてでした。

 

それにしても、King Gnuのリーダー常田さんの多才ぶりには本当に脱帽してしまいます。

 

バンドの曲の曲作りから、今後の展望を見据えたスキルマンであると同時に、PERIMETRONでのアーティスティックな活動までこなすなんて。

 

時間がいくらあっても足りないような気がしますが、そうしたところのタイムスケジュールもしっかりされているんでしょうね。

 

King Gnuというバンドが大きくなれば、必然的にMVを作成しているPERIMETRONの知名度もググググッとあがってくるでしょう。

 

そうなったら今のクリエイティブ集団というより、もっとビジネス的に規模を広げていく必要性は出てくるでしょうが、今の少数精鋭部隊で仕事をしている様がなんかカッコよく思えてきたりするんですよね!

 

何はともあれこのアーティスティック軍団は、恐るべき能力を持った集合体であるといえるでしょう。

 

これからも多くの傑作とよばれる作品を生み出していって欲しいものです!

 

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