レネ・ヴァイラーのWikiサッカー選手歴と監督歴まとめ!鹿島候補の評価とは?

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J1リーグ鹿島アントラーズの相馬直樹監督が2021年の今季限りで退任をすることになりました。そしてその後任として現在候補に挙がっているのが、欧州スイスのサッカー指導者である「レネ・ヴァイラー氏」です。今回はこのレネ・ヴァイラー氏のこれまでのサッカー選手歴と指導監督歴をまとめました。世間では「塩サッカー」と揶揄されているようですが、その原因は?

レネ・ヴァイラー氏のWikiプロフィール

名前レネ・ヴァイラー
英表記René Weiler
生年月日1973年9月13日
年齢48歳(2021年現在)
スイス
出身ヴィンタートゥール
職業サッカー指導者
ポジションDF(ディフェンダー)
身長180cm

レネ・ヴァイラー氏は1973年9月13日生まれの現在48歳のスイス人です。サッカー選手として活躍をしていたときのポジションはDFです。身長は180cmの長身で、1997年にはスイス代表になったこともある実力者です。出身はチューリッヒの北東に位置するヴィンタートゥールという場所で、人口は10万人以上といわれており、スイスで6番目に大きな都市です。こんな長閑な場所ですね。

チューリヒ州ヴィンタートゥール市の高層マンション(その4) - SWI swissinfo.ch

引用元:https://www.swissinfo.ch/

1 年を通して、気温は -3°Cから 25°Cに変化します。夏は快適で、湿度が高く、冬は非常に寒く、降雪が多い、そんな土地です。レネ・ヴァイラー氏はこうしたところで生まれ育ち、サッカーを始めたわけなのですね。

レネ・ヴァイラー氏のサッカー選手歴(クラブチーム)

レネ・ヴァイラー氏は選手時代、幾つかのクラブチームの所属をして移籍を繰り返していました。そのチーム遍歴を追ったのがこちらです。

レネ・ヴァイラー氏のクラブチーム遍歴

クラブチーム
1990-1993FCヴィンタートゥール
1993-1994FCアーラウ
1994-1996セルヴェットFC
1996-1998FCチューリッヒ
1998-2001FCヴィンタートゥール

こうして一覧で見てみると実際には5チームのクラブチームしか在籍していなかったことがわかります。最初のクラブチームに所属をしたのが1990年の頃。つまりレネ・ヴァイラー氏が17歳程の頃です。FCチューリッヒの在籍時の1997年にスイス代表に召集され、2月7日香港でのロシア代表戦に出場したのが、唯一の代表選となりました。そしてその年に靭帯断裂を伴う果部骨折をしてしまいます。これによりレネ・ヴァイラー氏は長期離脱が決定的なものとなってしまい、FCヴィンタートゥールに移籍はしたものの、2001年には現役を引退し、わずか11年ほどのサッカー人生に幕を下ろしたのです。正直この現役時代は何か大きな成績を残したというそういうわけでもなく、比較的パッとしない現役時代を過ごしたといえるのかもしれません。

レネ・ヴァイラー氏のサッカー監督歴(クラブチーム)

それでは次にレネ・ヴァイラー氏の監督歴を確認していきましょう。一覧でまとめたものが次の表です。

レネ・ヴァイラー氏のチーム監督歴

クラブチーム
2005FCザンクト・ガレン (暫定)
2006-2007FCザンクト・ガレンⅡ
2008-2009グラスホッパー・クラブ・
チューリッヒ U-16
2009-2011FCシャフハウゼン
2011-2014FCアーラウ
2014-2016FCニュルンベルク(ドイツ)
2016-2017RSCアンデルレヒト(ベルギー)
2018-2019FCルツェルン
2019-2020アル・アハリ(エジプト)

この表以前に、現役を退いた2001年から、レネ・ヴァイラー氏は指導者としての道を早速歩み始める。まずはFCヴィンタートゥールでコーチになり、後にU-18の監督に就任を果たします。それ以後はスイスのクラブチームの監督を中心に、他はドイツ・ベルギー・エジプトの国のクラブチームの監督を歴任してきました。主要フォーメーションは『4-2-3-1』。レネ・ヴァイラー氏が監督をして獲得したタイトルを次に紹介します。

レネ・ヴァイラー氏の監督としてのタイトル一覧

レネ・ヴァイラー氏が監督としてチームを牽引してきて、獲得したタイトルが次に紹介するものです

レネ・ヴァイラー氏の監督歴

FCアーラウ
チャレンジリーグ:1回(2012-13)

RSCアンデルレヒト
ジュピラー・プロ・リーグ:1回(2016-17)
スーパーカップ:1回(2017)

アル・アハリ
エジプト・プレミアリーグ:1回(2019-20)
スーパーカップ:1回(2018)

タイトルとしては以上の5個のタイトルを獲得しています。ずっと監督を15年間続けてきて5個のタイトル、名将をして呼ぶには少ないタイトル数なのかもしれませんが、ひとつの結果として素晴らしい内容なのではないでしょうか。

レネ・ヴァイラー氏の監督としての評判は?

さて、肝心のレネ・ヴァイラー氏のサッカー監督としての評判ですが、これがどうも今一つといったところです。2016-2017に監督として在籍をしていたベルギーのRSCアンデルレヒトでは、次のような酷評を受けてしまいます。

手堅い守備から、テオドルチク、ティーレマンスらのタレントの力で、昨シーズンは優勝にたどり着いたが、手腕を疑問視する声が多く、退屈な試合と評判も芳しくありませんでした。今シーズンは、ティーレマンスをモナコへ放出し、MFクムス、ゲルケンスらを獲得するものの、中盤の構成が固まらず、更に持ち味としていた守備力も陰りを見せていました。アンデルレヒトとしては早々の監督交代となったが、内容を見る限りは妥当じゃないかと思います。

引用元:http://shevkengo.com/

「退屈な試合」という言葉の表現自体が、とても海外の評価っぽい感じがしますが、試合に面白みがないというのはなかなか手痛いコメントですよね。抱えているタレント選手がいなければ、試合に勝ち続けることが出来ないのはやはり監督としての手腕にかかわるのかも。この美味しさにかけるところが、『塩サッカー』と呼ばれてしまう原因になってしまっているようです。

レネ・ヴァイラー氏の鹿島監督候補に対する世間の反応

それでは最後に、レネ・ヴァイラー氏が鹿島アントラーズの監督候補に挙がっていることよる世間の反応を集めてみましたので、ご紹介しましょう!

評価をするには情報が少なすぎることも影響していますが、現時点の段階では、レネ・ヴァイラー氏が鹿島アントラーズの新監督候補に名前があがっていることを不安がる声が多いようです。結果的に他のだれが候補として絞られているのか、ということも関心がよせられています。

まとめ

2021年の今季限りで退任する相馬直樹監督の後継者として名が挙がっているスイスの「レネ・ヴァイラー氏」。今回は彼のWikiプロフィールを始め、これまでのサッカー選手としての経歴から、監督としてのキャリアについてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。塩サッカーと呼ばれていることに対する不安は否めませんが、実際に鹿島を率いることになったとしたならば、どんなパフォーマンスをみせてくれるのでしょうか。脱ブラジルを目指す鹿島にとってどのような風が吹くのか。注目です。