2020年東京五輪男子体操|萱和磨の最高難度のあん馬でぶち上げ必至!

スポーツ

 

2020年に日本で開催する東京オリンピック

 

その男子体操選手の中でも特に注目をしたい選手は、萱和磨(かやかずま)選手です。

 

なぜ、萱和磨選手に注目なのかというと、その地道な努力の姿勢が尋常ではないからです。

 

いきなり大活躍をした選手ではありませんが、確実に成果を残す選手なのです。

 

今回はそんな男子体操界の「努力の人」。萱和磨選手に迫ります。

 

萱和磨選手のプロフィール

 

フルネームかや かずま
生年月日1996年11月19日(21歳)
身長163cm
体重52kg
種目体操
得意種目鞍馬(あんば)
所属順天堂大学

 

萱和磨さんのツイッターを確認してみると、呟いているのは体操のことばかり!

 

本当にこれまで真面目にコツコツ取り組んできたんだな~という気がします。

 

そんな萱和磨さんの最近はまっている言葉は「ぶち上げ」

 

ツイッターでもこのワードを多用していて、自身を盛り上げる魔法の言葉になっているんでしょうね!

 

 

 

萱和磨選手の経歴

 

体操を始めたきっかけ

 

1996年11月19日に千葉県で誕生した萱和磨さんは、小学校2年生から体操を始めました。

 

体操を始めた理由は、アテネオリンピックで活躍している冨田洋之選手の演技を見た事。

 

冨田洋之さんの演技に憧れを抱いた萱草和磨さんは、体操の基礎から学んだのです。

 

市立習志野高校3年生の時には、全国高校体操選抜大会個人総合で優勝を獲得して、日々の努力が実った結果でした。

 

 

順天堂大学で才能を発揮

 

順天堂大学に進学した萱和磨選手は、2015年の全日本体操競技選手権大会では、鞍馬で優勝を獲得します。

 

更に、同年に行われたイギリスで行われた世界体操競技選手権では、団体優勝に貢献し見事金メダルを獲得しました。

 

そして、萱和磨さんは個人でも鞍馬で3位という成果を残し、銅メダルを獲得しました。

 

この世界体操競技選手権での金メダルは、実に37年ぶりの快挙だったのです。

 

この華々しいニュースは、2004年のアテネオリンピック以来の金メダルという事もあり、大いに体操界を盛り上げました。

 

この記念すべき金メダルを獲得した事に、萱和磨選手が貢献した事は間違いはありません。

 

 

最近の活躍ぶり

 

2016年のNHK杯体操選手権では個人総合6位

 

同年の全日本体操競技選手権大会でも、鞍馬で優勝。平行棒5位

 

2017年の全日本体操競技選手権大会で平行棒5位という好成績を残しています。

 

 

 

萱和磨選手の体操に対する姿勢

 

萱和磨選手は他の選手と比べて、華やかな活躍が続いたという訳ではありません。

 

ただ、周囲から「練習の虫」と言われているぐらい、萱和磨選手は自らの演技を磨く努力を怠らないのです。

 

それは、身近に強力なライバルの存在がいるからかもしれません。

 

同学年の中には、「捻り王子」として有名な白井健三選手もいます。

 

白井健三さんは、その捻り技で注目を集めていました。

 

白井健三さんの存在も、練習の原動力になっていたと思います。

 

萱和磨さんは、ライバルに勝つ為に日々の努力を怠らなかったのです。

 

そして、その努力は確実に萱和磨さんの実力を伸ばしていきました。

 

そして、萱和磨さんが進学を決めた順天堂大学には、憧れの存在だった冨田洋之さんがコーチとして在籍しています。

 

憧れの選手による指導も、萱和磨さんにとっては励みになっていると思います。

 

萱和磨さんは、2020年のオリンピックでは間違いなく活躍する選手の1人として間違いないでしょう。

 

萱和磨選手の得意競技「あん馬」

 

萱和磨選手が得意としているのは、何といっても鞍馬です。

 

正確、かつ安定した演技は評価がとても高いのです。

 

まずはこの完成度の高い鞍馬をとくとご覧ください!↓

 

萱和磨選手は鞍馬にて現在最高難度とされている「G難度」の「ブスナリ」という技を決められる数少ない選手の一人なのです。

 

この技はイタリアのアルベルト・ブスナリ選手が編み出した技で、『倒立を一回したあとに、移動して降りた後に、開脚旋回をする』というもの。

 

これが現在の鞍馬界の中で最強の技なのです!パッと見すごく地味に思えるかもしれませんが、とっても難しい技なのですよ!

 

 

まとめ

 

現在、21歳と若い萱和磨選手の活躍はまだまだ未知数です。

 

日々の努力を積み重ねている萱和磨さんの実力は日々進化しているのです。

 

そして、2020年東京オリンピックでの活躍はもちろんの事ですが、これからの男子体操界において、萱和磨選手はとても重要な選手の1人となるはずです。

 

演技が終わったあとに必ず魅せる「歯を食いしばったガッツポーズ」

 

東京オリンピックの大舞台でもきっとみせてくれることでしょう!