2020年の東京オリンピックに向け注目選手を紹介するこのトピックス。
今回は女子体操での活躍が期待される「杉原愛子」選手にスポットを当てます。
1999年生まれの18歳の彼女はどのような選手生活を過ごしてきたのでしょうか。
数多くいる女子体操選手の中でも大注目!の杉原愛子選手に迫ります。
杉原愛子選手プロフィール
名前 | すぎはら あいこ |
愛称 | あいこん |
生年月日 | 1999年9月19日(18歳) |
生誕地 | 大阪府東大阪市 |
身長 | 146㎝ |
体重 | 36㎏ |
得意種目 | ゆか |
得意技 | 200度開脚 / E難度 I字二回ターン(平均台) |
若干まだ18才の杉原愛子さん。
力強い演技とは裏腹に、プライベートはやっぱり若さ溢れる女子大生。
アーティストグループの「AAA」の「西島隆弘」さんの大ファンのようで、個人のTwitterでは時折「Nissyネタ」が飛び出しています。
Nissyで始まりNissyでおわる🧡✨🧡
大好きなこの歌声にまた惚れた🧡
はやく歌ってるところ見たい💚💛💗🧡💜💙
癒される😌✨🧡🧡🧡#AAA#Tomorrow #健康で文化的な最低限度の生活 #主題歌#西島隆弘 #宇野実彩子 #浦田直也 #末吉秀太 #與真司郎 #日高光啓 pic.twitter.com/idP3gIUIwq— Yossy💋 (@SupongeBob123) July 17, 2018
杉原愛子選手の経歴
体操を始めた幼少期
1999年9月19日に誕生した杉原愛子さんは4歳の時に、既に体操を始めていたお姉さんの影響で体操を始めました。
小学校4年生の時には、羽衣体操クラブに入団し、その実力を発揮するようになりました。
「羽衣体操クラブ」とは大阪東大津に構える体操教室で、世界体操選手権に卒業する選手を何人も輩出している名門教室なのです。
技術を磨いたジュニア時代
2013年に羽衣学園中学校2年生となった杉原愛子さんは、「第43回全国中学校体操競技選手権大会」で、女子個人総合6位に入賞します。
2014年のウズベキスタンの首都であるタシケントで開催された「第13回アジアジュニア体操競技選手権大会」では団体戦優勝を果たし、個人では総合2位という好成績を収めました。
そして同じ年に行われた「全日本ジュニア体操競技選手権大会」では、遂に個人総合優勝を果たすことになるのです。
これにより確実に杉原愛子さんは、成長という階段を上り始めたといえるでしょう。
そして梅花高等学校に入学した2015年。
杉原愛子さんは、それまで所属していた羽衣体操クラブからヴォラーレ体操クラブへ移籍する事になりました。
その年に行われた「全日本体操個人総合選手権」で3位、更に「第54回NHK杯体操選手権女子総合」で優勝を果たしました。
それでも杉原愛子さんの勢いは止まりません。
更に同じ2015年には、初のシニア国際大会に日本代表として参加して、「第6回アジア体操競技選手権」では団体優勝に大きく貢献すると共に、個人でも総合優勝を果たしました。
初の国際タイトルを得た杉原愛子さんは、海外からも注目される選手となります。
そしてオリンピックの舞台に
2016年には、全日本体操個人総合選手権と、NHK杯個人総合でどちらも3位入賞を果たし、リオオリンピック代表候補に選出。
その後正式に日本代表選手として選ばれた杉原愛子さんは、自身初のオリンピック出場を果たすことになるのです!
迎えたリオオリンピックでは、団体で4位という僅かにメダルを逃す悔しい結果に・・。
でも実はこの記録!1964年東京オリンピック以来となる好成績だったのです!
日本女子体操の進化がみられるオリンピックとなったといえるのです。
更なる飛躍を目指し、本拠地を東京に
そして、杉原愛子さんは更なるステップを踏むために、朝日生命体操クラブに入部。
練習環境を良くする為に、大阪から体操クラブの本拠地がある東京へと移る事になりました。
それに伴い、藤村女子高等高校に転校した杉原愛子さんは、2018年に日本女子体育大学に入学。
大学の入学式に出席した杉原愛子さんは、髪型も変え、大人の女性らしい装いへとイメージチェンジをしました。
それでもインタビューでは「東京オリンピックまでの2年間は体操だけに集中したい」と語っています。
そして杉原愛子さんが練習場として通う朝日生命クラブでコーチをしている塚原直也さんは、2004年にアテネオリンピックでは団体総合で金メダルを獲得した実力者なのです。
塚原コーチの支持のもと、これからも更なる実力をメキメキとつけていくことでしょう。
杉原愛子選手の競技の特徴
杉原愛子さんは、競技中の美しい姿勢がとても印象的な選手です。
その美しい姿勢を魅せるための得意技が、なんと200度開脚!
なんとも超人離れした体の柔らかさです。
2020年の東京オリンピックでも、得意の床や平均台で華麗な演技を見せてくれる事と期待しています。
特に床は、ひねりが速くて着地のバランスにとても安定感があります。
「できるまで、やめへん!」そんな精神力を持ち合わせた彼女の演技。
そんな杉原愛子さんの活躍が2020年のオリンピックの日本の原動力になることを期待しましょう!
まとめ
東京オリンピックの開催を2年後に控え、各地で競技場の工事が始まっています。
それと同時に日本の有力な選手たちが、世界の強豪を戦うために日々トレーニングをこなしています。
今回特集をした「女子体操」の杉原愛子選手もその1人。
背丈は小柄ながらも、日本を代表するオリンピック選手になるに違いありません。
オリンピックまではまだ少し時間がありますが、彼女の今後の更なる活躍に期待しましょう!