2018年3月15日夜7時から放送の【得する人損する人】で、絶品おにぎりの握り方を紹介!
日本古来の食文化であり、遠足のお弁当で定番の「おにぎり」を、これまで以上においしく食べるにはどうしたらよいのか!?
日本人であれば誰しも知りたいことですよね!
番組で紹介された「おにぎりの神」から、その作り方を教えてもらいましょう!
『おにぎりの神:右近由美子さん』登場
今回、絶品おにぎりの作り方を教えてくれたのは、『おにぎりの神・右近由美子さん』です。
右近さんのお店は、東京大塚にあるおにぎり専門店「ぼんご」。
20年以上続く老舗で、連日大行列ができる超人気店なのです!
右近さんが握るおにぎりの数は一日で1,000個以上!
右近さん曰く、特別なお米を使ったりする必要はなく、その握り方をちょっと変えるだけで今までとまったく違う味わいのある「おにぎり」になるのだとか。
早速その作り方を教えてもらいましょう!
おにぎりを美味しくする3つのコツ
おにぎりをおいしくするためには、おにぎりの米と米との間の絶妙な空気感が必要です。
例えば鼻が詰まった状態でご飯を食べても、味を感じませんよね!?
普段であれば自然と鼻から出入りする空気が、食の甘さなど味を感じさせてくれます。
その空気の存在がないだけで、美味しいはずの物の味がかき消されてしまうのです。
これと同じことが、おにぎりの作り方でも言えるわけなのです。
おにぎりポイント①:ご飯の温度は60℃
「ご飯は炊き立てで熱々のうちに握るのがいい」と思っていませんでしたか?
実はそれがまず大きな間違いなのです!
熱々のご飯というのは大体80℃ほどの熱を持っています。
温度が高いということは、お米一粒一粒が熱で膨張している状態なんですね。
この状態でおにぎりを握ると、米と米の間に空気が入り込む余地がまるでなくなってしまうのです。
これは湯気が出なくなるくらいの温度です。
目安としては『炊飯器から取り出して5分ほど冷やしたくらいの温度』ということになります。
温度がここまで下がると、ご飯が縮んで米と米の間に空間があいて空気が入りやすくなります。
これにより、ご飯本来の甘さが活かされ、中に入る具材とちょうどよく混ざり合うことができるのです。
ちなみに1個のおにぎりのご飯の分量は大盛り茶碗1杯分の「150g 」がオススメとのことです。
コンビニのおにぎりは「120g」ですので、それよりも一回り大きいというイメージですね。
おにぎりポイント②:ご飯を手で握る
人の手に勝るものはないということでしょうか。
最近ではラップ巻きでおにぎりを成型される方が増えているようですが、ラップ巻きは蒸気が逃げないため、握っているときにご飯がべちゃべちゃになりやすいのです。
人の手で握ることでほどよく蒸気を逃がし、ふんわりとしたおにぎりが出来ます。
ただ「夏場は食中毒対策にラップを使いたい!」という人は、酢水(水7+酢3)を使って握るのがよいとのことですね。
おにぎりは生ものであるため、酢が殺菌の働きをしてくれるのです。
おにぎりポイント③:ご飯は3回まとめるだけ
おにぎりの神は言います。
「おにぎりは握ってはならない」と。
「おにぎりなのに握らないの?どいういうこと?」と思われる方も多いでしょう。
正確には「握り過ぎない」ということが重要になるようです。
強く握るとご飯粒の間の空気が抜けてしまい全体的に固くなってしまうのです。
達人の握り方は、軽く3回だけ形を整える程度にまとめて「はい、おわり」。
置いた瞬間は、ボロボロと形が崩れてしまいそうな感じですが、その反面そのふわふわ感がとってもおいしそう。
そこに海苔をそーっつとまいてあげるだけで、型崩れをおこすことはありません。
それは、ご飯の水分でのりが縮んでうまいことお米のまわりを覆っていくからなのです。
ふんわり食感の絶品おにぎりの完成です!
番外編:おにぎりの神オススメ変り種おにぎり
達人がこれからお店に出すことも検討しているという新具材。
それで紹介したのがおにぎり定番の「ゆかり」と「あるお菓子」との組み合わせなのです。
そのお菓子というのが「柿ピー」!
ご飯と柿ピーとの相性がいかがなものかと思いますが、どんなおにぎりが出来上がることやら。
☆変り種おにぎりの作り方☆
①「ゆかり3g」をご飯にまぜる
②柿ピー15gを保存袋に入れて、上から軽く叩いて割る。
③②で割ったカキピーを①のご飯に混ぜて、手で軽く形を整えて出来上がり!
スタジオではサクサクおいしいと評判は上々でしたよ!
まとめ
最近街にも「おにぎり屋」が増えてきました。
握り方一つで味が全く違うものになってしまう「おにぎり」ってとても奥が深いです。
今回ご紹介したおにぎりの作り方で、いつもと違ったフワフワおにぎりがきっと出来ることでしょう!
ポイントは3つ・・【温度・手・3回まとめ】だけです☆
あぁ、お腹が空いてきましたねー!
まずは1個、あなたの大好きな具材を入れて作ってみて、出来立てを食べてみましょう☆