スマホを購入する時、みなさんはあまり気にしてないかもしれませんが、様々な形式『契約審査』を受けています。どんな形で取得/購入しても必ず受けているんです!
最近は、SNS等で「奨学金破産」「債務整理」なんて言葉をよく見かけますね、
そういった方は「スマホの契約審査に落ちたから、新機種への乗換が出来なかった」などなどの悩みにぶつかっているようです。
さらに2022年現在で発売されている最新の<携帯電話>は、iPhone/android問わず高額となり、通常の審査だけでなく高額商品を購入する際の特別な審査?もあるのではと言われています。
今回は「スマホの審査に落ちた。どうすればいいのかわからない」
といった方向けに、審査落ちの事案/代変案をまとめていこうと思います!!
なぜスマホが契約ができないのか
①新規契約時について
スマホの新規契約にかかる審査とは、いわゆる携帯回線の契約を行うための審査に位置づけられています。携帯キャリア会社が独自(共通しているものも有る)に蓄積しているお客様の情報をベースに、ポイント毎にて審査されています。主な点は以下の通りです。
・如何なる理由でも、回線の強制解約されていない
・キャリア回線の短期解約を繰り返していない
上記の3点については、当たり前といったら当たり前ですよね。
皆さんも携帯会社に勤めていて、上記に該当するようなお客さんが
最新スマホを分割36回で売ってくれ。
なーんて来たら、断りませんか?
筆者はもちろん、NOの回答を行いますね!
②端末(スマホ本体)取得を分割で行う場合
分割取得に関する審査は、文字通り携帯端末(スマホ本体)を
分割払いで購入する際に必要となります。
こちらに関しては、実は法令での決まり事があり
「割賦販売法」という法律の第三十八条で、
事業者が消費者に対する過剰与信を防止するよう、義務付けられております!
興味のある方は、ソースのリンクを貼り付けておきますのでご参照ください。
すこし踏み入った話をさせて頂きますと、携帯会社は<JICC>/<CIC>のような信用情報機関の個人信用情報に「この方の個人情報を提供してください」と照会申請を行い、購入者(割賦申請者)の年収や支払に関する能力の審査を行っています。ここでいう個人信用情報とは、自己破産(任意整理)や、債務整理に関する履歴など、クレカ/借入/ローンの返済履行状況、一般的に個人の金融に関する情報をまとめたもののことです。
では実際に、どんな人が審査に落ちてしまっているのか見てみましょう!
どんな人が審査に落ちるの?
電話利用料金の滞納をしたことがあるor滞納して放置。
電話利用料金の滞納は審査落ちの定番要因となります。そしてこちらの審査落ちは新規契約や他社からのキャリア乗換を行う時に発覚されやすい事案ですね。
もうすでに、滞納解消したよ!?といった方でも、『電話料金滞納をしたことのある人』という履歴はキャリアにしっかり掲載され、更に携帯会社の間でも共有されていると言われています。
その為、D社で料金未払で、解約させられたからS社に切り替えようとしても、D社の料金滞納履歴がある為、S社での審査には通らないという様な結果になりかねません。
審査については、その会社/その時の状態によって差はありますが、料金滞納が解消されていない時点では、まず契約審査に落ちると思った方がよいです。
過去に未払いの電話料金を踏み倒した人
こちらも、細かい説明をすることなく、審査落ちの鉄板事案ですね!!
料金の支払遅延は、ある一定期間を経過すると催促状(お金払ってくださいという督促)が自宅/契約者住所に届きます。
ポイントは、【契約者住所に届く】というところ。
滞納をしてしまっている状態で、登録している住所から引っ越ししてしまっていたり、何らかの理由で住所が変わってしまったため催促状が届かなかった場合や、催促状が届いてもそのまま放置してしまっていた場合はキャリアより強制解約(一定の猶予期間はある)となります。
そうなると携帯電話(スマホ本体)の分割支払いを一緒に組み込んでいた場合は分割も踏み倒しとなってしまうので、いわゆるブラックリストに載ってしまうのです!
申込審査以前に、ブラックリストに名前がある。
これについては説明しなくてもといったところですが、過去に借入/ローンをバックレたり、クレカの支払を未納のまま飛んだことがある人は、いわゆるブラックリストに入ると言われています。ここで注意&考えなければならないポイントは『携帯電話の端末代金の踏倒』と言われています。
スマホ本体を携帯会社から購入するときは、クレカ等の提示はなしで出来ますし、分割代金が利用料金に組み込まれていたりする為、『借金をしている』という認識がない人がたくさんいますが、スマホの分割購入は立派な借金です。万が一にも、支払遅延→未払い→トンずらなんて場合はブラックリストに載ってしまう可能性が高いので、気を付けてください。
そのほか
・【スーパーホワイト】である
クレジットヒストリー(クレジットカードの利用実績)が全くない状態の方の事をスーパーホワイトと呼びます。これに該当するのが、クレジットカードを利用したことが無い方やブラックリストからやっと名前が消えた人なり、「クレジットカードを作ったことが無い人or過去にブラックリストに名前があったからクレカが作れない人。このどちらなのか分からないから怖い」というな理由で審査に通らない場合もまれにある様です。
・不正契約したことがある
これについても、当たり前のことですが、携帯会社が審査をする際に、「過去に携帯を不正契約/不正利用したことが記録として残っている」ような方は審査の入り口で弾かれてしまいます。
・利用中のクレカ等に支払い遅延がある
(クレカの支払いができない人が、携帯の支払いができるのか/遅れてしまうのではないかといった内容で審査が通りづらい。
あれ?個人でダメなら法人(会社)で借りればいいんじゃない?
ここまでお読みいただいた方で
個人での契約は無理だな。
なんて方で、賢い方は「会社で契約してもらえばいんじゃない?」「会社を作って、その法人名義で契約すればいいじゃん!」と頭をひねった人もいるのではないでしょうか。こちらについてですが、法人携帯は契約回線数が個人携帯より多いケースが一般的であるため、法人が携帯を契約する際には、個人の場合よりも厳格な審査がおこなわれます。倒産などにより債権回収ができなくなるリスクも高くなるためですね。また法人が携帯を契約する時にはは、「詐欺などの悪いことに使用されないか」「反社会的勢力/暴力団関係者ではないか」といった点も審査で厳しい見られます。健全な経営を続けている限りはとくに心配する必要はないですけどね!
また法人が携帯を契約する時には、設立年月日/設立年数/資本金etc.など会社情報に加えて、代表者の個人情報も審査に大きな影響を及ぼす場合もございます。そのため安易な考えで「法人名義で契約しちゃえ」なんて考えはやめた方が賢明であると言えますね。
審査落ちした人の対応策
ここで気になるのが、
「審査に落ちてしまった人は、もうスマホが持てないの?」
といった疑問が出ますね。
そういった方向けにできること/代変案をまとめましたので見てみましょう。
①未払い金は完済しよう。
まず第一にできることは「ブラックリストに載らないこと」です。まだ未払金の支払いさえ完了すれば、問題がない状態にある方はすぐに支払いを完了させましょう!
②すでに大手キャリアでは契約ができない人は…。?
日本の大手キャリアといれば【Docomo】【ソフトバンク】【au】の3社です。その3社は基本的に格安スマホ会社より審査が厳しいと言われております。
逆を言えば、上記3社を猛追し顧客獲得に奔走している【楽天モバイル】などの新参キャリアは大手3社からの乗換推奨を積極的に実施しております!もちろん審査についてはしっかりと行っており、「審査が甘く、だれでも通る」なんてことは無いですが、まだ申請をしていない方は十分にチャンスがあるのではないでしょうか??そのほか、大手キャリアに追随している契約企業については別途おまとめしておきますね!!!
③他人名義での契約?
よくGoogle検索などで
「書類不要で携帯持てます」「審査不要でスマホを」なんて
謡い文句の広告等を目にしますが、正直こういった契約は
本当に危険です。いわゆる名義貸しのスマホにあたるため
なにか犯罪等に巻き込まれる可能性がゼロでは無いのです。
そのため、そういった甘い誘惑には乗らないようにしましょう。
(未来の自分を守るためです)
裏技はあるの???
大手キャリアの審査に落ちてしまった方向けの裏技。
これについては裏技と言い切れるものではございませんが
いま大手キャリア4社(楽天含む)でも審査が通らなかったが
「飛ばしの携帯ではなく、自分の名義の携帯が欲しい!」
といった方の為に、新たに発足したブランドキャリアがあります!
まだ新興キャリアの為、知名度は低いですが
ラインモ/povoなどと同様に、親回線が大手キャリアで
自分自身の個人名義で携帯の契約ができる可能性が高い
キャリアをご紹介したいと思います。
それは、セブンスカイモバイルさんです!
「自分の名義でスマホを持ちたい」
「万が一にも犯罪に加担するような会社とは契約したくない」
といった方はぜひチェックしてみてくださいね!
※①もちろん審査自体はあります。
※②審査に落ちる可能性もゼロではありません。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、携帯の契約審査に通らない理由/代変案などを紹介しました。
まだ申込をしたことがないという方は、
【楽天モバイル】や【セブンスカイモバイル】など
新生キャリアの申込なども
視野に入れてみてはいかがでしょうか!