育児ピクトグラムをまとめたら面白すぎた!子育ての大変さと楽しさが手軽に学べます

社会

2021年に開催された「東京オリンピック2020」で話題となったピクトグラムですが、その後様々なクリエイターがとてもユニークで面白いピクトグラムを次々と作成しています。ピクトグラムは、言葉を交わさずとも伝えたいことをシンボルような形状で現すことが可能です。

多国籍が集まるオリンピックのようなイベントや、コロナ禍のような現在の状況においては必然的にその必要性を感じざるを得ません。

今回はそんなピクトグラムの内「育児」に特化した面白いピクトグラムを紹介していきます。これまでに「育児」というカテゴリにピクトグラムがある必要性すらなかったわけですが、改めてみてみると非常にユニークで吹き出してしまうものばかりでした。

育児を経験されたことのある方であれば、非常に親近感のわくものばかりなので、是非鑑賞して楽しんでいってください!

この記事でわかること

  • 「ピクトグラム」の持つユニークな表現力
  • 「ピクトグラム」で表現された育児の大変さと子供の成長過程
  • 「ピクトグラム」を通じてわかる子供の正直な気持ち

「育児」をテーマにした面白いピクトグラム

それでは「育児」を表現したピクトグラムの数々を一覧で紹介していきますね!親と子の激しくそれでいてほほえましい光景が目に浮かぶものばかりですよ。笑

風呂上りのひと悶着とLEGOの恐怖がこれ

お風呂上りの光景を現したピクトグラムがこれ。2人の子供とお母さんでしょうか、一緒に追いかけっこをしているような光景を現しています。そしてこの子供たちは間違いなく服を着ていない裸の状態。お母さんは手に持った着替えを子供たちに着させようと追いかけている状況です。

子供はなぜかお風呂上りに服を着たがらないもの。暑いからか、服に拘束されたくないのか・・そして更に考察してみると、一緒にお風呂に入って上がったところであれば、このお母さんも裸同然の状態である可能性が高いですね。自分のことは二の次、まずは子供たちに服を着させることが最優先ですから。笑

そしてもうひとつはLEGOを題材にしたもの。子育てしたことのある親なら誰しもが思うと思います。LEGOの殺傷能力の強さに。LEGOってすごく小さなブロックで、それでいてめちゃくちゃ固い!小さいから散らかりやすく、それを思いっきり踏んでしまったとあれば・・こうなっちゃいますよね。笑 あとは、小さいので赤ちゃんが誤飲しないように気を付けなければなりません。

買い物ひとつ楽なものではない

幾つかの種類のピクトグラムが紹介されていますが、一番目につくには「お買い物」のピクトグラムです。外に出れば子供は様々なものに興味津々!スーパーなんて行った日には『買い物かごは僕がもつ』とか『ねえ、お母さんこれ買ってよ』とかもう大変。「昨日買ってあげたでしょ!我慢しなさい!」なんて子供に注意したら最期、何故かひたすら泣き出したりとかで・・子供と一緒だと、親は買い物ひとつでもの凄い大変なわけですよ。その大変さと、親のたくましさを上手に表現されていますね。

あとは最後のひとつ「ごはん投げ~ご飯キャッチ」も凄くいい感じ。子供は食事中に何か気に入らないことが発生すると、おもむろに手に持っているスプーンを床に落としたり、手に握ったご飯を床に投げつけたりするものです。それをキャッチしようとする親の状況がまさにスポーツ選手のようですよね!まあ実際はキャッチなんてできないので、床を這いつくばってティッシュでつまんでいくんですけど・・。笑

ワンオペ育児は大変です

片方の親だけで育児をすることを「ワンオペ育児」なんて表現をしますが、それを如実に表したピクトグラムがこの1枚です。この1枚で色々な光景が想像できます。背中に背負っているのはまだ小さい男の子ですね。そして下には、それよりももう少し大きいお兄さんがいます。大体この子で5歳くらいでしょうか。お母さんの足のしがみついて離れないようなそぶりをしています。子供が得意とする、この片足掴みはですね・・外でやられるともう大変なんですよ!周りの目は恥ずかしいし、「離れて!」っていってもぐずぐずして離れようとしないし・・。そんな光景を背中にいる子がじっと見ていて、数年後に同じように甘えるわけです。まさに育児ループってやつです!

背中スイッチ・・子供が誰しも持っています

このピクトグラムも子育ての状況が非常に上手に表現されています。その中でも「背中スイッチ」がめちゃくちゃいい感じですよね。この「背中スイッチ」って言葉は、子育てがまだこれからの方はあまりイメージわかないと思うのですが、赤ちゃんを抱っこでなんとか寝かした後に、布団の上に置くわけじゃないですか。その時にゆっくりそぉ~っと置くわけなんですが、置いた瞬間、赤ちゃんは自分が置かれたことに気付いてギャン泣きが始まるわけですよ!「今まで寝てたのに、なんで気付くの~」って親は思うわけです。そしてまた抱っこして寝かして、置いて泣かれての繰り返し。まさに背中スイッチ・・おそるべし!というわけです。

「トイレ」の状況も非常にユニークですね。ハイハイを始めた赤ちゃんは、ほどなく親の後を付け回す後追いをするようになります。もちろん親の行き先がトイレであろうとお構いなし。どこへでも赤ちゃんはついてきます。そしてお互い「出待ち」の状態。ほほえましい光景がよく表現されていますね。笑

子供が主役のピクトグラム

最後に紹介をするのが、子供目線でつくられたピクトグラムです。子供の気持ちを臨場感を交えながら上手に表現しています。

ピクトグラムから学ぶ”子供の気持ち”

  • 嫌なものは嫌なんです。
  • 抱っこで甘えたいときもあるんです。
  • 自分でしたい時期があるんです。
  • 簡単には寝たくないんです。
  • お風呂には入りたくないんです。
  • 気分が乗らないと、ご飯も食べたくないんです。
  • でも、親の食べているものは食べたいんです。

子育ては一筋縄ではいかないものです。ましてや子供の人数が増えれば、子供同士のコンビネーションも増えてくるのでより大変になります。でも、やっぱり子供は可愛いですしね、全国の親のみなさん、ピクトグラムで癒されながらがんばっていきましょう。

まとめ

今回はピクトグラムを使った「育児の世界」を表現した作品をまとめて紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。正直まだ育児の経験がない方であっても、このページだけで何となく「育児ってこういうもの」というのが伝わったのではないでしょうか。この伝わりやすさが「ピクトグラム」の大きな魅力なのです。

探せばまだまだたくさんの育児や子育てに関するピクトグラムが出てくると思いますが、その一つ一つから学びえるものは多いと思いますよ!大変な育児をコミカルに表現してくれるピクトグラム、これからの世の中、様々なジャンルの表現に活用されていくのでしょうね!