King Gnuの常田大希さんが主宰している「millennium parade(ミレニアムパレード;略してミレパ)」の快進撃が始まろうとしています。
「Tokyo chaotic(東京カオティック)」といった、非常にコアなコンセプトを掲げながらも、日本の音楽シーンに今大きく取り上げられつつあります。これまでの日本の音楽業界では「かっこいいね、でも売れないね」で終わっていたのではないかと思いますが、正直今後のミレパの活躍は未知数といっても過言ではない程の期待値を含んでいます。
そしてその「millennium parade」の躍進のきっかけになったのが、King Gnuの大ヒットです。常田大希さんの中では『King Gnuで売れる→millennium paradeを本格的に活動、そして世界へその音楽を発信する』といったシナリオが始めから出来上がっていたのではないでしょうか。そう考えると、常田さんの持てる思想というか、計画性にはまさに脱帽です。
今回はそんな「millennium parade」を支えるメンバーたちについて紹介をしていきます。これからそう遠くない未来に世界に羽ばたいていくであろう、貴重な日本のアーティスト達です!
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millennium paradeを支えるメンバーたち
それではここでmillennium paradeのメンバーを紹介しますが、実はこのミレパというひとつの集合体には、固定されたメンバーというものが存在しません。強いて言うなれば主宰の常田大希さんとPERIMETRON(ペリメトロン)と呼ばれる同じく常田さん主宰のクリエイティブ集団がメインとなります。あとは演奏する曲に応じてメンバーが流動的に変動するといった方針をとっています。
ただ比較的メインで活動するメンバーというものはやはり存在するので、今回はそういった部分を取り上げながら紹介をしていくことにしましょう。
PERIMETRONのメンバー
まず先に挙げておきたいのが、何といってもPERIMETRONのメンバーでしょう。PERIMETRONは現在次の10名で構成されています(MARGTは2人組みのクリエイトユニットなので)。
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常田大希 | King Gnu |
佐々木集 | プロデューサー(アパレル出身) |
OSRIN | 映像作家 |
西岡将太郎 | 広告映像制作会社から独立したプロデューサー |
神戸雄平 | デジタルアーティスト(3Dなど) |
Arai Makoto | デザイナー |
森洸大 | アートディレクター/デザイナー |
MARGT | アートディレクター |
Kento Yoshida | プロデューサー |
PERIMETRONのメンバーはmillennium paradeにとって欠かせない映像制作や舞台設定などを担当しています。
基本的に音楽はすべて常田大希さんの作曲したものです。曲調は全体的にアート感の極みであるスケールが壮大なものが多くなっていますが、だからといってJ-POPの耳になれた日本のリスナーにも毛嫌いされることのない、非常に品質の高い音楽になっています。ライブではペリメトメンバーの佐々木集さんや、森洸大さんが華麗なラップを披露するシーンも見られます。
また、壮大な音楽面のみならず演出が凄いのがこのmillennium parade。観客全員が3D眼鏡を装着して鑑賞することとなった2019年5月に開催されたミレパのローンチ・パーティでは、その立体的な3Dビジュアルに誰もが度肝を抜かれたことでしょう。そういったこれまでの音楽ライブにはなかったトリッキーな仕掛けを創りだしているのが、このPERIMETRONのメンバー達なのです。
King Gnuのメンバー
そしてもちろんKing Gnuのメンバーもmillennium paradeの活躍に一役かっています。メンバーは次の4人ですね。
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常田大希 | Vo/Gt |
井口理 | Vo/Key |
新井和輝 | Ba |
勢喜遊 | Dr |
リズム隊である新井さと勢喜さんは、millennium paradeの本格始動初期から活動に参加をしていましたが、King Gnuで美声を轟かせている井口さんの投入は、2021年1月29日に全国公開された映画「
基本的にmillennium paradeの楽曲には、J-POPやRockといった雰囲気のごく一般的なボーカルメロディはありません。壮大な雰囲気のバックサウンドがメインとなり、それに合わせる感じでメロディが伴奏の一部として流れている、そんな印象です。そのため後に紹介するエルムホイのような英詞を歌い上げるのが得意な女性ボーカルがメインとなって活動していました。
ただし「FAMILIA」は映画主題歌ということもあり、全編が日本語。そして常田さんが手がける楽曲、となればそれは歌い上げるのは「井口しかいないだろ!」といった理由で、井口さんの初ミレパ参加が決まったというわけですね。
数年先を見た場合、ひょっとしたらKing Gnuの活動は停止し、全員millennium paradeにガッツリ参加している、なんて可能性もあるかもしれませんね。
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その他主要参加アーティスト
最後に、その他にmillennium paradeに積極的に参加している主要メンバーをご紹介します。もはやこの方々知らずしてミレパは語れませんよ!
エルムホイ(ermhoi) | Vo |
江崎文武 | Piano/Organ |
石若駿 | Dr |
常田俊太郎 | Viorin |
MELRAW/安藤康平 | Sax/Gt |
詳細情報は別ページに特集を組んでいこうと考えていますが、この5人の存在がmillennium paradeの音楽面を力強く支えています。
millennium paradeの楽曲で多く聴かれる美しい女性の歌声、これはすべてエルムホイの声になります。母親はアイルランド人というだけあって、英語の発音の美しさはピカイチです。
江崎文武さんと石若駿さんは、東京藝術大学の出身であり、そこで常田さんとの接点を持ったというわけです。江崎さんは鍵盤のスペシャリストとして、石若さんは職人ドラマーとしてKing Gnuの楽曲制作にも加わっています。
常田俊太郎さんは、その名のとおり常田大希さんの実の兄。「millennium paradeは大希のわがままで出来上がっているグループ」と言ってしまうところが、実に兄っぽいです。笑 現在は会社の社長を務めているというわけで、兄弟そろってすごい才能ですよね。
MELRAWさんはサックスのみならず、複数の楽器をつかいこなすまさにマルチプレイヤーです。その実力はまさに業界で折り紙付きといって過言ではないでしょう。
まとめ
millennium paradeを動かす主要人物たちを一覧で簡単にまとめてみましたが如何でしたでしょうか。メンバーの詳細情報については、各リンク先から確認して頂くことをおすすめします。
今回名前を挙げたメンバーは、全員で18名ですね。今後の活動もこの方々がメインになってくるのは間違いないと思いますので、引き続きチェックしていきましょう。正直millennium paradeは日本国内で満足する音楽グループではございませんぞ!
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