PERIMETRON/神戸雄平の3Dデジタル技術が秀逸!大学時代の学部は意外だった

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PERIMETRONから派生される音楽特化のグループである「millennium parade(ミレニアムパレード)」のMVには、多くの3D効果を駆使したアニメーション技術が取り入れられて、それを見る人に自ずと近未来の世界を想像させます。

 

その3D映像制作の部分をPERIMETRON内で司っているのが「神戸雄平」さんです。もはや『この人いなくして「millennium parade」の映像は語れない!』と私は個人的に感じていますw

 

今回はそんなPERIMETRONのキーマンである神戸雄平さんにスポットをあてて、紹介していくことにしましょう。

 

 

神戸雄平の経歴・プロフ

 

始めからぶっちゃけてしまいますが、神戸雄平さんの3DCGの技術はほぼ独学というから驚きです!しかも本格的に3Dを学び始めたのはPERIMETRONに加入したあと。それで今のクオリティを習得しているってヤバくないですか。笑

 

そんな神戸さんがどのような経歴を踏んできたかを簡単にまとめてみました。

 

大学生の頃はなんと教育学部に所属しており「全く映像と関係ないじゃん!」と思えるような生活を送っていました。大学を卒業後は広告制作の会社に就職しますが、これと言って創造的な仕事をしているわけではなかったようです。

 

もっとクリエイティブな仕事をしたいとテレビ番組の編集を行う会社に転職し、そこで覚えたのがフォトショップや映像の技術。そしてその時に「お客さんとして来たOSRIN」と意気投合するわけです。

 

2017年Studio Coastでの「Daiki Tsuneta Millennium Parade」のライヴ演出から関わり、2018年には勤めていた映像制作プロダクションを正式に退社し、春にはPERIMETRONに加入し、その後独学で習得した3DCGを主に担当することになるのです。

 

まずPERIMETRONとして映像制作に加わった最初の仕事が、King Gnuの「Flash!!!」のMVです。そこから2年かけて神戸さんの3D技術が急激に成長してきたとリーダーの常田さんは話しています。

 

ちなみに「Flash!!!」で出てくる3Dの部分は、ド頭とフィナーレで登場するたくさんの仮面の男たちです。この部分を神戸さんが担当したということでしょう。

 

 

また、そんな神戸さんが3D映像として印象に残っているMVとして紹介をしているのが、イギリスの映像作家である「クリス・カニンガム」が創っている「Björk(ビョーク)」の「all is full of love」です。ミレパの「VIEL」にも通ずるものがあります。

 

ちなみに神戸雄平さんの一問一答の回答がコチラ。

神戸雄平さんに一問一答!

衝撃を受けた映像:映画『AKIRA』『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』

創作中に行き詰まった時:「ジャンル問わず他の作品をたくさん見る。文字を読む。やるのやめちゃっていっぱい笑う」

PERIMETRONとは:「心の底から尊敬する存在。超えたいと思う存在」

 

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神戸雄平の”凄い”が分かるミレパのMV

 

それではここで、神戸さんが制作に大きく関わっているmillennium paradeの楽曲MVを2点ばかし紹介をすることにしましょう。

 

Viel

 

King Gnuがメジャーで活躍した矢先、millennium paradeでも本格始動!というタイミングで作られた楽曲がこちらの「Viel」です。こちらのMVはまさに神戸ワールド満載といった3D技術がふんだんに取り入れられています。

 

しかしこのMVを制作することになった当初は、神戸さんの担当はキャラを作るのみであったということです。ところが、話が変わり急遽3DCGも担当することになるのです。

 

MV作成中の常田さんはテンションがガチ上がりで「楽しみだなぁ」「ソワソワ」みたいなメッセージを神戸さんに連投していたようです。笑 そんな手探り状態で完成したのが、人型の3DCGです!

 

 

白を基調とした厳かな雰囲気で終始統一しているこの世界観。まさに異質です。近未来ワールドを垣間見せる非常に不思議な空間になっています。ボーカルのエルムホイの声も非常にいい感じにマッチしていますね。

 

 

Fly with me

 

もうひとつご紹介するのが、Netflixにて独占配信されたアニメーション「攻殻機動隊 SAC 2045」のオープニングテーマとなったmillennium paradeの「Fly with me」です。

 

こちらのミュージック・ビデオは、全編がモーションキャプチャーの技術を用いたCGアニメーションになっています。これまたマジでやばい~カッコよすぎる!

 

 

もうここまでいくと、完全なるプロのお仕事!といえる完成度の高さになります。むしろ「攻殻機動隊 SAC 2045」の3Dアニメーションの完成度よりも全然高いと感じるのは私だけでしょうか・・。

 

 

まとめ

 

今回は「millennium parade」のデジタルアーティストである神戸雄平さんをご紹介しましたが如何でしたでしょうか?

 

PERIMETRONに加入した後に3D技術を学び、わずか数年で今の領域まで到達した・・その成長の早さはまさに恐るべしです。当然ここまでくるまでには並々ならぬ努力があったのでしょう。

 

これからもPERIMETRONという先進的なクリエイティブ集団の中でガンガン活躍していって欲しいですね。

 

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