規格外の音楽センスで聴く人を魅了する「Tempalay(テンパレイ)」が、2019年の6月9日にNHKの音楽番組「シブヤノオト」に出演します。
その中で演奏する曲目は新譜の「のめりこめ、震えろ」ですが、このMVを手がけているのがKing Gnuのクリエイティブ集団”PERIMETRON(ペリメトロン)“ということだけあって、その話題性も抜群です!
今回のテレビ出演で「Tempalay」というバンドを知る方も多いかと思いますが、そんな彼らの代表作ともいえるおすすめの人気曲を紹介していきましょう!
このページを閉じる頃には、あなたも「Temapalay」の楽曲の世界にそれこそ”のめりこんで”いるかもしれませんよ!
“Tempalay”の人気曲5選
Tempalayの創りだす音楽は、他のバンドが真似ようとしてもなかなか似せることができないと思います。
なぜなら、正直この3人でしか出せない”音”を弾き出しているからに他なりません。
いや・・音だけではありませんね、ボーカル&ギターの小原綾斗さんの独特なメロディーと浮遊感のあるシンプルなテンションコードのアルペジオ。
そこにトラックメイカーであるAAAMYYY(えいみー)のシンセサイザーが隙間を埋めつつも曲全体を非常にオシャンティーな雰囲気に仕立て上げています。
そしてその土台として、軽快なリズムを叩く藤本夏樹さんの音が非常に心地よく耳に入ってきます。
この3人でしか創れない希少な音楽を日々世に排出し続けているのです。
「これやるんだったら、Tempalayじゃなくてよくね?」
そんな言葉をよくリーダーの小原さんは口にするといいます。
それだけ自分たちでしか創れない音楽を、ひたすらに追求し続けているんだなと実感するわけです。
それでは私が独断と偏見で選んだ「Tempalayの名曲」を5曲みなさんにご紹介します!
♪革命前夜
ファッションブランドである“Gap”のミュージックプロジェクトである「1969 RECORDS」。
その企画とTempalayとのコラボレーションによるミュージックビデオがとってもオシャレです。
楽曲もとっても素敵・・ロックのベタつく感じが一切なく、リズムは軽快にそして音は流れるように心地よく耳に入ってきます。
アパレル店でこの曲がBGMで流れていたとしたら、違和感はまったくなく、むしろめちゃくちゃカッコよく聞こえるでしょうね!
出だしのイントロから「この素敵な雰囲気はこれからどんな感じで盛り上がっていくんだろう・・」って気になっちゃいます。
使っている音を極力減らしているため、全ての音が聞き取ることができる心地よさも魅力のひとつです!
「Tmpalayの初心者は、まずこの曲を聴くべし!」みたいな、まさにバンドの代表曲といえます。
♪SONIC WAVE
2曲目はPERIMETRONがMVを手がけている「SONIC WAVE」です。
Tempalayの楽曲の中では珍しく(?)印象的なギターリフから始まるロックなナンバー!
そこにド頭を始め、数回曲中でかまされる「ちゅどーん!」という歌詞が、この曲全体の勢いをつけていますね。
非常にサイケデリックな雰囲気を醸し出している、ミドルテンポの楽曲です。
今回の映像はMVではなくライブでのものですが、バンド全体の雰囲気をAAAMYYYが上手くコントロールしているのが分かりますね!
♪どうしよう
Tempalayの中でも特に人気度の高いのがこの曲「どうしよう」です。
このMVを手がけているのも”PERIMETRON“で、とってもブラックユーモア溢れる映像になっています。
今回はライブの雰囲気を味わって頂きたくて、ライブバージョンの映像をご用意しましたがw
にしてもこうしたライブ映像を聴いてみると、ボーカルの小原綾斗さんの声とコーラスのAAAMYYYの声の混じり具合が最高!
相性がバッチリ!!っていうのが手に取るように分かります。
「相思相愛じゃものたりないよ」って歌詞がなんとも突き刺さってきて、素直にとっても好き。
Tempalayの曲は長い文章の歌詞がダラダラ書いているわけではなく、端的な短い歌詞でどの曲もまとめているのが特徴的です。
その少ない言葉が曲の雰囲気とうまく混ざり合って、「むしろこれ以上の言葉はいらない・・」と思わせてくれるから凄い!
♪深海より
なんとなく“沖縄民謡”のような始まり方をする「深海より」も非常にナイスな1曲です。
2017年8月にリリースされた2枚目のフルアルバム「from JAPAN 2」に収録されている曲ですが、その中でもメンバー全員が「この曲が一番すき」と口を揃えて答えるほどの自信作なのです。
派手な音使いなどは一切なく、バックの演奏は全曲通してほぼ一定であり、深海の底をゆっくりと歩いているような情景を演出しています。
かといってずっと聴いていてもまったく飽きのこないこのサウンドは、Tempalayというバンドの曲創りの秀逸さを証明しています。
Tempalayなりのバラード感あふれる、海の底の深い深い浮遊感を堪能せよ~。
♪のめりこめ、震えろ
そして最後の5曲目の紹介が、シブヤノオトで披露される予定である「のめりこめ、震えろ」です。
こちらも“PERIMETRON”が作成したMVで、非常に「らしい」映像作品となっています。
King Gnuのメンバーたちも、各自のツイッターでこの曲を取り上げて推薦していましたよ!
正直私も、この曲を聴いてもっともっとTempalayの魅力に気づいてしまったような気がします。
要所要所でかなりJ-POPの要素を取り込んでいるメロディーラインがあるんですよね!
例えば「0:51」からのすこし静かな部分に関しては「ゲスの極み乙女」の川谷絵音風ですし、その後に続く「1:21」からは槇原敬之さんのよく使うメロディーラインになっています。
Tempalayの中では、かなり「売れ線」な楽曲になっているからな~、いっそこの曲でバカ売れしてもおかしくないと思っています。
にしてもタイトルからしてぶっ飛んでいますよね・・「のめりこめ、震えろ」なんて普通曲名にしませんわ・・笑
まとめ
今回はこれから要注目のバンド「Tempalay」の楽曲の中でも特におすすめな人気曲5曲をご紹介しました。
もちろんここで取り上げた楽曲以外にも、聴き応えのある素晴らしい曲はたくさんあります。
なかなかこうしたアーティスティックな音楽を創れるミュージシャンっていうのは、意外と少ないのが現実・・。
そのためひとたび世間のニーズと噛み合えば、一気に化学反応がおこり爆発的に売れるバンドになる可能性があるバンドなのです!
それが2019年に起こると私は推測しているのですが・・何はともあれ更なる活躍に期待!!