崎山蒼志の尊敬する作詞家は誰?処女作から抜群に光る言葉のセンス

芸能

 

崎山蒼志(さきやまそうし)さんはまだ若干16歳の高校生シンガーソングライターです。

 

彼の素晴らしさは難しいギターの演奏テクニックだけではありません。

 

むしろそれよりも彼の内側から飛び出してくる、溢れんばかりの絶妙な言葉の言い回しのレベルが高すぎるのです。

 

そんな彼が影響を受けてきた、リスペクトする作詞家は一体誰なのでしょうか。

 

今回はそんな崎山蒼志さんの作詞能力の高さについて語っていきます。

 

 

崎山蒼志の絶妙な言葉選び

 

今回はそんな崎山蒼志さんの“ワードセンスのよさについて”がトピックスになります。

 

16年間しか生きてきていない彼から「なんでこんな言葉が生まれてくるのだろう・・」とまさに驚愕の域に達しています。

 

そしてその非常にクリエイティブな歌詞を、まだあどけない可愛らしい声で歌い上げるからそのギャップがまた堪らないわけです。笑

 

実は“彼が一番最初に創った曲のタイトル”からもそのレベルの高さが伺えるのです。

 

 

崎山蒼志の一番最初に作った曲名

 

現在すでに300曲以上ものオリジナル曲を創っているという崎山蒼志さんですが、あなたはそんな崎山さんが一番最初に作った曲のタイトルをご存知ですか?

 

これに関しては結構マニアックな内容なので知らない方も多いのではないでしょうか。

 

恐らく最初に作曲を始めたのが小学6年生のときです。

 

その処女作ともいえる楽曲のタイトルが・・

 

「今今今(いまいまいま)」

 

なのです。

 

分かります?「今今今」なんて非常にハイセンスな曲名(タイトル)を小学生がつけますか??

 

絶対つけませんよね・・!?

 

当時小学生の彼はどんな感情で、そして一体どんな意味を込めて「今」という言葉を3回並べてみたのでしょう。

 

そんなことを考えるだけで、崎山さんの大物振りが容易に想像できてしまうのです。

 

 

 

歌詞センスの光る楽曲「国」

 

崎山蒼志さんの曲の中でもそのセンスが分かりやすいのが「国」という曲です。

 

2018年12月5日にリリースされた1st.アルバム「いつかみた国」の1曲目に収録されている曲です。

 

崎山さん曰く、実はこの曲は最初18分くらいの長編ソングだったらしいですよ。

 

そこから余分なものをドンドンそぎ落としていき、洗練された今のベストな状態にもっていったとのこと。

 

まずはこちらの映像をご覧ください↓

 

曲出だしと、最後のフレーズでは同じ“言葉の言い回し”を使っています。

 

時を止める 僕らだけの 幸せそうな国を作ろう

かつて流した涙も 忘れるくらいの

作詞・作曲:崎山蒼志

 

これがこの曲を象徴しているまさにテーマと言えるわけです。

 

この言葉の配置が非常に美しいのが分かります。

 

出だしの「時を止める」の一言で、この曲にグッと引き込まれるのが分かります。

 

まさにメロディーと歌詞、さらにはその意味合いが完全にイコールで結ばれたような完璧な配置といえます。

 

更に詩的な表現で美しいのが、曲調が変わる中間部の次のフレーズです。

 

月が綺麗に光る ここは暗闇と 感情の渦にのった 夜が踊った国

作詞・作曲:崎山蒼志

 

もはやPOPソングのよくある歌詞ではありません、もはやこれは“小説のような表現”といえます。

 

ただ、このような詩的な表現の歌詞はなかなかフレーズにのせずらい部分もあるのですが・・そこはさすが崎山蒼志さん。

 

メロディーとリズムが心地よくこの歌詞にのっかってきて、流れるような非常に心地よい浮遊感のある雰囲気を演出させています。

 

色々考えてというよりも、おそらくこの難しい部分を感覚的に調理しているのでしょう・・恐るべしです!

 

 

崎山蒼志の尊敬する作詞家とは

 

言葉を巧みに使いこなす崎山蒼志さんは、一体どのような作詞家の影響を受けたのでしょうか?

 

もちろん何も勉強をせずしてこういった言葉遣いを習得しているわけではありません、やはり尊敬する作詞家というものがいるのです。

 

その中でも特に大きな影響を与えた二人の人物を取り上げましょう。

 

 

松本隆

 

一人目は、言わずと知れた大物作詞家の“松本隆”さんです。

 

崎山さん曰く「洗練された言葉遣いが凄すぎる」ということ。

 

演歌を始めとする歌謡界から、アイドル界からJ-POP界に至るまで、どの世界においても自らの詞を提供しています。

 

手がけた楽曲はもはや数え切れるものではありません!・・といってしまっていい程の作品をこの世に残していますw

 

まさに音楽界の重鎮ともいえる、史上最強の作詞家なのです。

 

 

折坂悠太

 

二人目は比較的まだ新しいシンガーソングラーターである折坂悠太さんです。

 

なんと平成元年生まれということですので、若干年齢は30歳手前というところですね。

 

崎山蒼志さん同様に、ブルースや民族音楽に至るまで幅広い音楽を吸収してそれをJ-POPに落とし込んでいるソングライターです。

 

その音楽性とライヴパフォーマンスから、宇多田ひかるさんを始め、ゴンチチ、後藤正文さん(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、伊集院光さん、小山田壮平さん(ex: andymori)、坂口恭平さん、寺尾紗穂さんらの多くのアーティストより賛辞を受けています。

 

こんな音楽を創っている方ですね↓

 

音楽スタイルや雰囲気は、崎山蒼志さんと比較的どこか似ているものが感じ取れると思います。

 

崎山さんと違ってギターがメインではないので、もちろんパッと聴いた印象は違うのですが、歌詞に対するメロディーののせ方なんかは・・うん、やはりなかなかいい感じで似てるw

 

 

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まとめ

 

崎山蒼志さんの”言葉選び”の原点を今回探っていきました。

 

詞的な観点で、影響を受けた代表的なアーティストは”松本隆”さんや”折坂悠太”さんであることが分かりました。

 

でもこうした素晴らしいアーティストの感覚を、しっかりと自分のものにできるということ自体がひとつの才能であると感じます。

 

真似をしようと思っても、普通の人間であればそれ自体もなかなかうまくいくものではありませんからね。

 

その若き才能に、これからの音楽界が大きな期待を寄せる理由がよく分かる気がします!