2018年にAbema(アベマ)TV企画の「第三回高校生フォークソングGP」で優勝を果たした若干16歳のシンガーソングライター「崎山蒼志(さきやまそうし)」さん。
その個性的過ぎる楽曲は、今や音楽界の第一線で活躍する、川谷絵音さんや、くるりの岸田繁さんが太鼓判を押す程の実力なのです。
非常に独特な感性を持つ崎山蒼志さんは、一体どんなアーティストに影響を受けて育ってきたのでしょう?
今回はその崎山蒼志さんの音楽のルーツともいえる、フェイバリットなアーティストやバンドをご紹介していきましょう!
崎山蒼志の音楽の原点(幼少期)
16歳という若さながら、アコースティックギターのカッティングのキレのよさと、難解なコード進行をいとも簡単に弾いてしまう崎山蒼志さん。
正直弾き語りで弾くレベルをゆうに超えてしまっており、テクニックという面ではもうすでに一流といえるでしょう。
というのもギターを弾き始めたのはなんと4歳のころからということですので、大体幼稚園の年中さんからということになりますね。
まぁそうだとしても、今の彼の実力からするとまさに“天才”と称されるに値するわけなのですが。笑
さて、今はアコースティックギター1本で自分を表現している崎山蒼志さんですが、幼少期のころに聴いていた音楽は実はかなり意外なんです。
幼少期というのは、自分で音楽を探して聴くというよりは、やはり周りの聴いている音楽を耳にすることが多いですよね。
崎山蒼志さんの場合、幼少期一番身近にいたのが・・そう「母親」なのです。
そしてその母親の聞く音楽がまさに今後の崎山さんの音楽におけるルーツとなったといえるわけです。
それがまさかの ・・ビジュアル系!!
例えば・・
the GazettE
2002年から活動を続ける日本を代表する5人組みのビジュアル系バンドですね。
日本のみならず、海外ツアーなども精力的に敢行しているまだまだ活躍が楽しみなバンド。
BUCK-TICK
1987年にメジャーデビューを果たして現在もタフに活動を続ける5人組みビジュアル系バンド。
2019年の5月には二日にわたって、幕張メッセでの2daysを敢行することが決まっています。
とまぁここの辺りが、お母さんの影響で崎山蒼志さんの大好きになっていったというわけです。
車で移動するときなんかは、こうしたビジュアル系の音楽がガンガンかかっていたという話ですからなんかウケるw
一体どんなお母様なのか、そこの部分もなかなかに気になるところですよね~。
ここまで音楽性が現在とかけ離れているとなかなか理解しがたい部分もありますが、崎山さんの体内に初めて入っていった音楽の栄養は、1980年代以降のビジュアルロックということになるわけです!
崎山蒼志の音楽の原点(洋楽)
崎山蒼志さんには音楽の垣根というものがまるで見当たりません。
それは幼少期に聞き込んだビジュアルロックと現在の音楽スタイルの“音楽性の違い”から一目瞭然でしょう。
非常に幅広い音楽を自分の中に取り込んで、そのスタイルをぐんぐん吸収しているといえるのです。
もちろん洋楽だってたくさん聞き込んできています。
その崎山さんがフェイバリットとする洋楽のアーティストをご紹介しましょう。
RADIOHEAD(レディオヘッド)
崎山蒼志さんが始めて聴いた洋学というのが、“RADIOHEAD(レディオヘッド)”なのです。
RADIOHEADは言わずとしれたイギリスのロックバンドですよね!
知らない方のためにRADIOHEADを代表する1曲をどうぞ♪
ボーカルの感じといい、確かにこのUKロックから生み出される雰囲気は今の崎山蒼志さんのルーツに近いものがありそうですね。
次に崎山さん自身「大きな影響を受けた」というのが次のアーティストです。
Andy Shauf(アンディ・シャウフ)
Andy Shauf(アンディ・シャウフ)というシンガーソングライターです。
こちらに関しては知っている方は非常に少ないのではないでしょうか?
カナダのシンガーソングライターで、一人多重録音のポップソングを得意とするアーティストです。
どんな曲を創るのか気になる方も多いと思いますが、楽曲はこんな雰囲気です↓
どうですか・・この世界観!?
ミステリアスともいえる雰囲気がまさに不思議そのもの。
楽曲の伴奏なんかは比較的な構成でシンプルなのですが、そのコード進行とメロディーの絡み、リズムなんかはかなり独特。。
このマニアックさは聞き込んでいけばいくほど、その沼にどんどんとはまっていきそうな楽曲ですよね!
Yves Tumor(イヴ・トゥモア)
そして現在最も崎山蒼志さんが絶賛ド・ハマリ中のアーティストがこちらの”イヴ・トゥモア(Yves Tumor)“です。
今最も冒険的なアーティストの1人の電子音楽家とされているダークポップ界のカリスマです。
鬼のような奇抜な形相のジャケットを作成するなど、非常に謎が多いアーティストなのです。
本人も「多くの人は私の存在が何なのか困惑してると思う。けどそれでいい」と自ら語っている程。
ただし坂本龍一のリミックスアルバムにも参加しており、非常に才能が豊かなアーティストの一人なのです。
刺激的な1曲をどうぞ↓
突き刺さるような電子音で始まるイントロ。
ブラックミュージックやソウル・ディスコを融合したような電子ミュージックが耳に心地よいですよね。
ジャンルにこだわらない崎山蒼志さんの楽曲にもこうしたテイストが少なからず注ぎ込まれているということです。
“いいものはいい!”という精神ですね!
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まとめ
崎山蒼志さんの楽曲を聴いているだけで「色んな音楽をたくさん聴きこんできているんだろうな~」ということが分かります。
実際に崎山さんも「これから先ジャンルにとらわれずにいいものを創っていきたい」とインタビューでも答えています。
今回紹介したアーティストのほかにも、たくさんの音楽を聴いて育ってきているわけなのです。
若干まだ16歳の彼が、これからどんな音楽を創り上げていくのか・・日本中が注目していることでしょう。
プレッシャーもかかってくることと思いますが、これまで続けてきた音楽精神で楽しく音楽活動を続けていってほしいものですね!