“あいみょん”の創る歌は、現代に生きる多くの人々の心にチクリと突き刺さるものが多いように感じます。
それだけ多くの人の心に共感を呼ぶ(これぞポップス界の名曲)ものが多いということですね。
そのため今や日本中に“あいみょん”というアーティスト名が飛び回る結果となっているのです。
そんな”あいみょん”はある1本のアコースティックギター(本来はエレアコといってアンプとも直結して音が出せる仕様)を初レコーディングの時から愛用をしています。
“あいみょん”の歌を支える相棒のギターはどこのメーカーのものでどんな仕様なのでしょうか?
「あいみょんの曲を弾き語りしたい~」なんて方などは是非参考にしてみてください!
あいみょんが今のギターに出会った物語
“あいみょん”が初めてのレコーディングを迎えるとき、今愛用しているギターに出会いました。
ギター探しに向かった先が島村楽器。
ちなみにこの島村楽器は「History」という自社ブランドを立ち上げていて、店員さんも売りたくてメチャ勧めてきます。(経験談w)
“あいみょん”がお店にいったときもそのスタイルは変わらなかったようですよ。
後に”あいみょん”自身、店員さんは1番に「History」を勧めてきたと話しています。笑
でも”あいみょん”にとってはそのギターが手にとてもしっくりきたようですね!
試奏したところ“一瞬で音に一目惚れし、アンプから鳴らした音も生音をそのまま再現するような秀逸なギターである”と感じたようです。
形状も昔のアコギ特有の“デカッ!”とした感じではなく非常にスマート!
音にも見た目にも満足して、他のギターに触れることなく即決したとのことです。
アコギといえば、海外ブランドでいえば「Gibson(ギブソン)」だとか「Morris(モーリス)」だとかが超有名どころでそちらに目がいきそうなものですが、店員さんのオススメを最善と受け取った”あいみょん”は結構素直な子なのかもしれませんねw
あいみょんの愛用ギター
では実際に現在レコーディングにライブに、大活躍中の愛器であるギター2本をご紹介しましょう。
①History : NT-301
先ほどの下りで、島村楽器で購入したエレキアコースティックギターが「History」の「NT-301」というモデルです。
現在はもうすでに廃盤となってしまっているため、新品での購入は難しいですが、たまに中古でオークションサイトなどで出品されているのを見かけます。
表面のトップ(ギターのお顔の部分)にはレッドシダー材といって、赤茶系のカラーをした木が使われています。
一般的にこのレッドシダー材のアコギは「柔らかく丸みのあるウォームな音」が特徴です。
硬い粒立ちのよいアコギもありますが、”あいみょん”にとってはこの“ボ~ン”とギター全体から鳴る温かい音を好んだんでしょうね!
指版のハイフレットの部分は、ボディがカッタウェイ加工がされていて弾きやすい仕様になっているのもまたよいですね~。
こちらのギターの定価は「340,000円」で、セール価格でも「220,000~240,000円」ですから当時の”あいみょん”も一生ものとして奮発してご購入されたのでしょう~。
②History:NT-C/R ~カスタムモデル~
そしてサブギターとして活躍しているのが、やはり「History」の「NT-C/R」のカスタムモデルです。
こちらは島村楽器で今から約1年前(2017年12月)より販売が開始されたモデルになります。
クリアーかつ深みのある味わい深い音色が特徴とされているギターで、販売価格は:395,000円となかなかの金額!
レギュラーモデルは写真のように白い材の表面ですが、”あいみょん”は先ほどの「NT-301」と同様にレッドシダー材を表面に使用して愛用しています。
弾けば弾くほどに音色が更に深くなっていく、そんな”あいみょん”とこれから一緒に成長をしていくギターです。
まとめ
今やたくさんの日本の心を鷲づかみにして離さない、そんな曲を創り続ける”あいみょん”の愛用ギターについてレポートしてきましたがいかがでしたでしょうか。
もし今「あいみょんの曲をギターでコピーして弾き語りをしたい」とか「あいみょんみたいにギターが弾けるようになりたい」とか思われている方がいるようでしたら、是非島村楽器へ足を運んでみてギターに触れさせてもらいましょう。(試し弾きだけなら何時間でもタダなのでw)
ただ店員さんの熱いプッシュ作戦には簡単に頷いてはいけませんよ~、そこはお財布なりとちゃんと相談をするようにしましょう。笑
現在”あいみょん”が大事に使用しているギターはいずれもが島村楽器の自社ブランド「History」の「NT-301」と「NT-C/R」の2本。
両方ともに表面材にレッドシダー材を用いた、いわば伝統ある雰囲気を醸し出した茶系のアコースティックギターでした。
曲作りから、リハーサルにレコーディング、さらにはライブに至るまで、”あいみょん”と共に全国をまわるであろうこのギターたち。
これからも”あいみょん”のアーティスト活動を一番近くで見守ってサポートしていくことでしょうね!