2020年東京オリンピックもいよいよ再来年と迫ってきました。
みなさんはどの競技に一番関心を寄せているでしょうか。
私が注目する競技はやはり男子陸上の花形種目!短距離走男子100Mです。
その中でも特に注目したいのが、もはやベテランの域に達する「山縣亮太」選手ですね。
今回はそんな男子陸上界を牽引する山縣亮太選手にスポットをあてます。
山縣亮太選手プロフィール
名前 | やまがた りょうた |
競技 | 陸上競技 |
種目 | 短距離走 |
所属 | セイコーホールディングス |
大学 | 慶應義塾大学 |
生年月日 | 1992年6月10日(26歳) |
出身地 | 広島県広島市西区 |
身長 | 177cm |
体重 | 74kg |
ツイッターを確認してみると、とっても真面目な性格であることが分かります。
言葉の言い回しとかも超丁寧で、アスリートとのギャップに少し笑いがでます。
食事管理もストイックな程に徹底されているようで、本当に感心しますね。
この野菜の小分け作業も自身でされたのでしょうか・・だとしたらすごくマメ!
love 栄養バランス pic.twitter.com/VYQGq5H5Bj
— 山縣 亮太 (@V7Jqq) May 25, 2018
日本代表が臨む男子100M競技
みなさんもご存知の通り、これまでの男子100Mという種目において「日本は圏外である」といっても過言ではない位、メダルとは程遠い競技のひとつでした。
これまでは、一人として世界と戦えそうな選手はいなかったのです。
・・しかし!!
これまでの陸上男子100Mの歴史と比較しても、現在の日本にはこれまでにないくらい期待のできる選手がたくさんいます!
ここ数年で世界と戦えそうな選手が4,5人いるという状況になってきたのです。
これだけの実力者がそろい、そういったライバルが身近にいるということも今の男子短距離界にとっては強みだと思います。
山縣亮太選手の着目ポイント
その①:鍛え抜かれた精神力
彼は広島県出身で、小学生の頃からずば抜けて速かったのは事実です。
中学でも高校でも大学でも全国区の大会の常連として走り続けてきました。
そして大学在学中にはオリンピックにも出場しています。
そんな山縣亮太選手は1992年生まれの現在26歳です。
この年齢は、実は短距離選手としてはもう衰えていくであろう年齢に入ってきています。
しかし驚くべきは、彼は衰えることなく自己新を出し続けていることにあります!
同じ男子100Mの種目では桐生祥秀選手が昨年日本記録を更新して10秒の壁を破りましたが、安定的にいつも強いわけではありません。
そのため、桐生祥秀選手はプレッシャーのかかる試合に弱いとされています。
しかし山縣亮太選手はその逆!!
大舞台に力を発揮するタイプなのです。
実際に大きな世界大会で彼は二度自己新記録を出しています。
プレッシャーに負けない強い精神力は世界と戦うためにはとても重要なことです。
その②:研究者並みのたゆまない努力
山縣亮太選手は「才能」よりも「努力型」とよく言われています。
自分の走りを常にカメラで撮影し、どこを変えればもっとタイムが伸びるのかということを毎日考えています。
その取り組みはまさに研究者のようです。
彼は慶應大学出身ということで頭がとても切れます。
そういう面でも自分を研究して毎日コツコツと失敗と成功を繰り返して行くことができるのだと思います。
目指せ9秒台の記録!
昨年は10秒00という日本歴代2位タイの記録も出してまさに絶好調です。
もう少し追い風が出てくれればすぐにでも10秒を切れると言われています。
実際桐生選手が日本記録を出した大会はかなりの追い風でした。
しかし風の影響で記録を出しても彼はおそらく嬉しくはないのでしょう。
「自分の実力で出したい」と思っているはずです。
今年の1月からは女子短距離会のヒロイン「福島千里」選手も一緒に練習しています。
やはり一人で練習するには限界があります。
スピードは違えどお互いに学ぶことは多く、日々切磋琢磨しながらトレーニングを続けています。
2018年日本選手権での完璧な走り
2018年6月に開催された日本選手権。
この男子100Mで山縣亮太選手はまさに完璧な走りをみせ、見事優勝をおさめたのです!
その時のレース展開をご覧ください!↓
この日本陸上で更に自身をつけた、山縣亮太選は今夏に行われるアジア大会に出場します。
今中国勢がとても強く10秒以内で走る選手が増えてきています。
その中国勢にレースを引っ張ってもらえれば10秒を切ることも可能かと思います。
東京五輪を前に、まずはアジア選手権で日本記録というのを期待しましょう!
まとめ
日本選手権の男子100Mで見事優勝をおさめた山縣亮太選手。
日々真面目にひたむきに努力を続けてきた彼は、26歳を迎えた今も尚、まだまだ成長を続けています。
年齢的にはベテランといえる域に達してはいるものの、東京オリンピックまでのあと2年は問題ないでしょう!
おそらく彼にとって最後になるであろう東京オリンピックで日本人初の決勝進出を見て見たいと思う陸上ファンは多いと思います。
彼ならそれをやってくれると期待してしまいます!
今から(ちょっと早いかもしれませんが。笑)みんなで応援していきましょう!
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