2018年7月5日にスズキから発売が開始された大人気車種「ジムニー(jimny)」。
オフロードも乗りこなすその小さな巨体には、多くのファンが魅了されています。
今からもうすでに予約が3ヶ月待ちとなっている4代目。
その進化したポイントをリポートしましょう!
4代目ジムニーの形状
以前までのモデルに比べると角ばった印象があります。
それもそのはず座席の位置は高い視点のままに、そこからスクエアボディにつながっているのです。
それにより今まで以上に車両の感覚が掴みやすくなっているのです。
なんと最小回転半径が4.8m以上と、かなり小回りが利く形状になっています。
新型ジムニーのスペック
車種 | ジムニー |
トランスミッション | 5速MT / 4速AT |
全長×全幅×全高(mm) | 3395×1475×1725 |
ホイールスペース(mm) | 2250 |
車両重量(kg) | 1030 / 1040 |
エンジン種類 | 直3DOHCターボ |
総排気量(cc) | 658 |
エンジン最高出力(kW[ps]/rpm) | 47[64]/6000 |
エンジン最大トルク(N・m[kg-m]/rpm) | 98[9.8]3500 |
タイヤサイズ | 175/80R 16 |
ジムニーのエンジンはワゴンRなどにも取り入れられている、「R06A型」のターボエンジンです。
新型のエンジンは、2速スタートが出来るほどに十分な動力性能があります。
また速度が出た時も、6速ギアを新設したくなるほどのゆとりを示します。
また荷室容量も拡大され、実に最大352Lもの容量を確保しました。
フロントシートは前後240mmのシートスライドが可能になっており、快適なドライビングが楽しめます。
最大の特徴は「ハンドルの操作性」
新型ジムニーの最大の特徴は「ハンドル」にあるといって過言ではありません。
これまでのジムニーに比べると、運転中のハンドルの感覚が圧倒的に手になじんでいるのが伝わってきます。
ただ正直、それが生粋のジムニーファンにどう捕らえられるかは正直分かりません。
というのもこれまでは、凸凹道を超えた時におきる「ゴツゴツとした感覚」がボディ全体からハンドルに直に響いてきて、時には激しくハンドルを取られることも多かったはず。
そしてそれが「ジムニーらしさ」となっていたわけです。
今回のモデルはそれがなくなり、万人向けの非常に秀逸な進化を遂げたというわけです。
オフロード走行下においての、タイヤのグリップ感はつかみづらくなったのは事実ですが、それを強く求める方は「改造してしまう」のもひとつの手かもしれませんね。
まとめ
2018年に20年振りのフルモデルチェンジを果たしたスズキ「ジムニー」。
その圧倒的な人気は、まだまだ衰えることはないでしょう。
ジムニーの元祖モデルが発売されたのは実にもう48年も前のこと。
今回の4代目でさらに「乗りやすく」なったジムニー。
コアなファンはもちろんのこと、このモデルでジムニーデビューを果たす人も多くなりそうですね。