いよいよ2年後に迫った2020年東京五輪。
その男子体操の競技の中で、日本中が注目している選手がいます。
その人こそ、日本体操界きってのイケメン「加藤凌平」選手なのです。
今回はその加藤凌平選手の活躍ぶりから、名前の由来に至るまで徹底解説いたします!
加藤凌平選手プロフィール
名前 | かとう りょうへい |
生年月日 | 1993年9月9日(24歳) |
生誕地 | 静岡県 |
故郷 | 埼玉県草加市 |
身長 | 163cm |
体重 | 54kg |
得意種目 | ゆか |
所属 | コナミスポーツクラブ |
加藤凌平さんのツイッターを除いてみると、そこまで頻繁に更新をするタイプではないことが分かります。
だいたいツイッターの更新は年に7~8件くらいですかね。
でもその呟きからは、体操で金メダルをとったときの素直な気持ちなんかを汲み取ることができます。
ああ〜!!幸せ感じてます☺
4年越しの想い叶いました。
チームメイトはもちろん応援してくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ああ〜幸せだな〜。
気持ち切らさずに残りの個人総合と種目別平行棒も頑張るので、応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/Vqi0RGRiAo— 加藤凌平 (@ryoheikato0909) August 9, 2016
加藤凌平選手の経歴
加藤凌平選手は、1993年9月9日生まれの24歳です。
静岡県沼津市出身ですが後に埼玉県草加市に移住しています。
身長は163cmと少し低めではありますが、王子様の様な整った顔立ちからメディアで注目されている選手の一人です。
中国では、日本体操選手の中で人気NO.1なのです。
「凌平」という名前の由来
なんと加藤凌平選手のご両親も元体操選手。
お父様の裕之さんは実は、1989年開催のドイツでのシュツットガルト世界選手権で代表にまでなったことのある選手です。
そして現在もなお、コーチとしてたくさんの生徒さんを指導されています。
そんなお父様は「平行棒」が得意競技だったようで、後に息子である凌平選手の名前も、平行棒の「平」を取って、自分を凌駕(りょうが)する子に育ってほしいという想いから「凌平」と名付けたそうです。
凌駕とは、他のものを追い抜いてその上に立つことを意味します。
花開いた2014年のリオオリンピック
後に凌平選手は、お父様の願いを叶えることとなります。
それは、2014年のリオ五輪で起きました。
平行棒で後方屈身2回宙返りの際に着地を成功させ、本人も納得のいく演技ができたと後のインタビューで語っています。
残念ながら、金メダルにはいきませんでしたが、個人戦で堂々の銅メダルを獲得し両親の気持ちが込められた名前の通り、十分に能力を発揮する素晴らしい選手となりました。
彼にとっても、親孝行ができた瞬間なのではないでしょうか。
学生時代に培った諦めない気持ち
そんな彼が体操に目覚めたのは小学校4年生の時からです。
両親の薦めで入った体操教室であるナチュラルスポーツクラブで練習を重ね、その後に数々の試合に出て表彰されてはいますが、当時は秀でる程の才能は無かったと担当コーチの山下敦さんが語っています。
自身も、「目立つことも全く無く、身体も他の子たちよりも柔軟ではなかったので、まさかオリンピック選手にまで上り詰めるとは思っていませんでした」と感想を述べています。
なぜ、そんな彼がここまでの結果を残せたのでしょうか。
小学校から根気強く努力していたものの、個人戦では芽がなかなか出ず不安を抱いていた彼ですが、2018年の3月21日~24日の4日間、カタール・ドーハで行なわれた種目別ワールドカップのW杯であるドーハ大会に出た時に4種目とも決勝進出を果たしました。
その4種目で決勝進出にまで上り詰めたのはトルコの選手であるフェルハト・アリカン選手と凌平選手の二人のみで、「ここまで諦めずに粘ってこれたのは、高校時代の経験が生かされている」と語っています。
「高校の時にどんな状況でもやり続けることの意味や、失敗する度に怒られながらも毎日演技へ取り組むことの大切さを学んだからこそ、W杯で活かされたんじゃないかと思う」。と感想を述べています。
ここから、「例え目立たない自分だったとしても、どれだけ諦めずに努力するかによって結果も変わってくる」ということを学ばされますよね。
加藤凌平選手の得意競技
2013年の世界選手権男子予選の「つり輪」の競技。
これで見せた「後ろ振り上がり脚上挙十字懸垂」が、なんとD難度の「カトウ」という技名に認定されました!
つまりD難度の技に自分の名前がついたってことになるわけですね!
まとめ
日本体操界きってのイケメン「加藤凌平」選手。
その顔立ちから、以前は美女に囲まれたハーレム状態なインスタがちょっとしたスキャンダル記事に発展したような過去も実はありました。
その時は母親にもだいぶ叱られたようです。笑
何はともあれ、リオデジャネイロ五輪の団体種目で金メダルを獲得した凌平選手。
2020年の東京オリンピックではどのような花を咲かせてくれるのか。
これからの活躍に大いに期待しましょう!