遂に世界中のサッカーファンが熱狂する、ワールドカップ2018ロシア大会が開幕しました。
優勝国と予想される強豪国には、有名なエースが名を連ねています!
ブラジルならネイマール、ポルトガルならクリロナことクリスティアーノ・ロナウド、ベルギーはアザールなどその選手を一人ひとり挙げたらキリがないほどです。
アルゼンチンなら「メッシでしょ!」という声が多く聞こえてきそうですが、もう一人大事な人を忘れてはいけません!
アルゼンチンはメッシだけのチームではない
サッカーはチームプレイですが、一人の選手だけの実力で図ればアルゼンチンのエースであるメッシ選手以上の実力者はいないでしょう。
当然、アルゼンチンも優勝候補の一つですが、その浮沈を握っているのがメッシ選手なのです。
しかし、いくらずば抜けた実力があっても、何度も言いますがサッカーはチームプレイなので、メッシ選手だけでは優勝をする事は不可能です。
それは、前回大会のワールドカップでの準優勝、4月に行われたチャンピオンズリーグでのまさかのバルセロナ逆転負けが物語っています。
だから、アルゼンチンとメッシの活躍や勝利、そして優勝するか否かは他の選手の活躍が重要となります。
「その選手が誰か?」となると、アルゼンチンにはメッシほどではないですが、素晴らしい選手が大勢揃っています。
日本では、メッシばかりを取り上げているメディアが多いですが、実はある選手の活躍に注目すれば、アルゼンチンが順調に試合をコントロールして、勝つ事が出来るかそれとも調子悪く負けてしまうかが分かるのです。
アルゼンチンのキーマン:ディマリア選手
では、前置きが長くなったので、アルゼンチンとメッシを支える最重要選手を紹介します!
それは、メッシと同い年で良き相棒のディマリア選手です。
ディマリアの所属チームは、ブラジルの絶対的エースであるネイマールと同じフランスパリに本拠地とする”パリ・サンジェルマンFC”です。
チームではネイマールの陰、代表ではメッシの陰に、また以前はレアルマドリードやマンチェスターUに所属していた超一流選手です。
個人的にはシュートやパス、ドリブル能力なら、メッシにはやや劣りますが、ネイマールやクリロナとは大差がありません。
しかし、そのキャラクターや雰囲気などで、これらの有名選手とは実際の実力差以上の開きがあると誤解をされています。
ディマリアに注目する理由①
なぜ、ディマリアに注目するのかと言うと、ワールドカップになると、各国の絶対エースはマークが厳しくなりますし、ボールを自由に持たせてもらえません!
反則覚悟の厳しいラブプレーも多くなりますし、試合数が多くなってくると連戦で体力の消耗もあります。
その点、ディマリア選手は伏兵的な存在でもあるので、そこまで厳しいマークが付く事はないからです。
メッシをマンマークして、さらにディマリアまでマークするのは、現在のサッカー戦術では有りえないからです。
ディマリアに注目する理由②
もう一つはポジションも関係してきます。
サッカーの試合とは、いかにエースに良いボールをパスする、又は自由を与えるかが大事となります。
これはエースではなく、試合を操作する選手こそが攻撃時に最もボールを扱っている事です。
この役割がディマリアなのです。
ディマリアはパス、ドリブル、シュートが高レベルです!
他の強豪国において、エースの二番手扱いとなる選手でレベル高いのは、ブラジルぐらいなものでしょう。
ディマリアの必殺技:ラボーナ
何よりも、ディマリアにはラボーナという必殺技があるので、これはぜひ一度、テレビでじっくり観戦して下さい。
このラボーナとは、利き足をクロスさせてボールを蹴り上げるテクニックです。
大舞台でこの技を繰り出せば、ディマリアが好調で乗っている事が分かります!
そこでさらにメッシが神ゴールを連発すれば、アルゼンチンの悲願の優勝も間違いなし!
まとめ
ワールドカップという大舞台においては、絶対的なスターとともにそれを支える圧倒的な伏兵が必要ということです。
選手層が厚いチームほど上へあがれるとは、まさにこのことなのです。
もちろんディマリア選手は世界から賞賛されているプレイヤーの一人ですが、メッシという大きな存在の前に若干控えめな立ち位置にいるのです。
これがまさに絶妙の立ち位置になっているわけなのです。
アルゼンチンの命運を握るのはメッシにあらず。ディマリアなり!!
この選手にも熱視線を送ってW杯を楽しんで観戦しましょう!
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