2018年サッカーワールドカップ(W杯)ロシア大会は、今後の日本サッカーの方向性を決める大切な大会と言えるでしょう!
2014年のブラジル大会の時は、ザッケローニ監督の指揮のもとで日本代表はアジア予選で快進撃を続けました。
しかし事前の下馬評が高かったにも関わらず、本大会では一勝もできず、サッカーファンを落胆させる結果に終わってしまったのは記憶に新しいところです。
今後の日本代表の行く末も含め、今大会の日本代表について深く分析していきましょう!
2018年ワールドカップ(W杯)日本代表の特徴
これからロシア大会を戦う日本代表のこれまでの道のりを簡単におさらいしておきます。
ハリルホリッジ監督の電撃解任
正直今回の日本代表は、前回大会とは違って事前の評判があまり良くありません。
ワールドカップ直前を控えて、ハリルホリッジ監督を解任するなど迷走が続いています。
アジア予選を突破してワールドカップへの出場を決めたにも関わらず、その後の試合結果が思わしくなく、監督の直前解任という驚くような事態になりました。
ハリルホリッジ監督と選手との確執が原因と言われていますが、直前で監督が解任されるのは異例のことです。
西野監督の指揮官としての資質
新監督に任命された西野氏は、選手の意見を尊重するタイプという評判が高く、そういった意味で選手とのコミュニケーション不足に不安はないでしょう。
西野監督は、かつては「マイアミの奇跡」と呼ばれるブラジル相手に勝利した実績を持つ監督です。
日本代表はワールドカップを控えた最後の強化試合(国際親善試合)での1戦目で、ガーナに完敗を喫しました。
ですが、その時も西野監督は「まったく心配はない」と言い切ったのです。
このときのメディアの風当たりは相当きつかったものと思われます。
ただガラリとスタメンを入れ替えて臨んだ2戦目のパラグアイ戦では、強豪を相手になんと4得点をとって快勝してしまうのです!
そのことで、今までのネガティブな印象が少し変化しましたね。
2018年W杯:日本の大事な初戦「対コロンビア」
本大会の注目は、なんといっても初戦のコロンビア戦でしょう!
というのも実は、初戦を勝てばかなりの確率で決勝トーナメントに進出できるというデータがあるのです。
実際、2010年の南アフリカ大会では、直前には思わしくない試合を続ける日本代表に失望感が広がっていました。
しかしいざ本大会が始まると、岡田監督の方針のもとで初戦に快勝し、決勝トーナメントにも進出しました。
事前の評価が低かった時に決勝トーナメントに進出して、2014年のように事前の評価が高かった時にあっけなく負けてしまったというのは皮肉なものです。
ただそう考えると、今回は事前の評価が必ずしも芳しくないので、逆に期待が持てるのではないかと思えるのです。
初戦の相手のコロンビアは、前回大会で圧倒的に力の差を見せつけられて負けた相手です。
そして今回は、前回大会に出場した『本田、香川、岡崎、長谷部、長友、川島』などが出場しています。
前回の反省点を生かした試合の進め方をしてくれるのではないかと考えています。
日本代表で特に注目すべき選手
特に注目なのは、本田選手と香川選手です。
本田選手は、色々言われてもやはり実績で群を抜く存在です。
経験値も豊富で、いざという時に精神的な柱になる選手でもあります。
そしてさらに期待が高いのは香川選手です。
香川選手の場合は、本田選手とは違って、日本代表として活躍したという印象がそこまで強くありません。
ですが、香川選手はイングランドのマンチェスター・ユナイテッドという名門サッカークラブに在籍した経験も持つなど、非常に優れた選手です。
今回は日本代表の集大成として、今までにない大きな活躍をしてくれるのではないかと期待があります!
実際に香川選手は、パラグアイとの強化試合では勝利に大きく貢献し、自らゴールも奪いました。
過去を知るベテラン勢と新しい選手がうまく融合して日本らしいサッカーをすれば、必ずいい試合ができるものと期待していいでしょう!
また今後の日本のサッカースタイルがどうあるべきかの方向づけをする意味でも、とても重要な大会になると考えます。
まとめ
日本のサッカーが世界に通用するようになったのは、実はここ最近の話。
まだまだ他国の強豪国に比べれば、サッカーの歴史もそう古くはありません。
そんな日本が、今年も日の丸を背に世界を相手に戦いを挑みます!
まずはグループ突破を祈り、熱い気持ちで日の丸戦士たちを応援していきましょう!
初戦のコロンビア戦は、日本時間6月19日21:00からです☆
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