最近のテントはワンタッチで広げることが出来る「設営のしやすさ」と「収納したときのコンパクトさ」が魅力です。
「テント=キャンプ用品」といったイメージがこれまでは強かったわけですが、今の時代テント一つ準備しているだけで色々なところに遊びに行くことができるのです。
大きな公園だったり、植物園だったり。
海だったり、山だったり、川だったり、それに子供の運動会にもテントは活躍します。
太陽の日差しを避けて、昼下がりにテントの中で気持ちよくお昼寝をすることだって出来ます。
外に居ながらも、自分の居住スペース(アウトドアリビング)を確立することができるのです!
そんな持っていれば病み付きになること間違いなし!のおすすめテントを今回ご紹介します。
「tent」の意味
そもそもテントとはどういった意味の言葉なのでしょうか。
真面目に辞書を引くと、下記のような意味があることが分かります。
【tent】
【自動詞】〔テントで〕キャンプする
【他動詞】〔人を〕テントに泊める、〔人のために〕テントを張る~、にテント状のものをかぶせる
【名詞】〔移動できる〕テント・天幕、テント状のもの
ひとつの単語で「キャンプをする」という意味合いを既にもっていることから、「テント=キャンプ」という概念が根強く残っていました。
つまりはテントとは「キャンプをする人が持つべきもの」というのがこれまでの考えでした。
そこからイメージされるのは、一生懸命テントの骨を組み合わせて、屋根を張り、人数をかけて大きなテントを張るキャンパーたちの姿です。
タープとテントを組み合わせて設営するその様は、まさにプロ!
もちろんそれがキャンプの醍醐味!ということに繋がるわけですが、このテントの張り方も今の時代大きく変わりつつあるのです。
最近のテントは初心者でも本当に簡単に、しかもワンタッチで張ることが出来るのです。
そう、その様は人気アニメのドランゴンボールの初期で世間を賑わした「ポイポイカプセル」のように!
袋から出したら瞬間に「バサッ!」と傘が広がって、一瞬にしてテントが現れるのです。
その利便性のよさから、今ではキャンプという大きなイベント以外に、公園へ遊びにいったり、お花見をしたりといった小さなイベントにも活躍するようになったのです。
今時のテントの設営方法と収納方法
そのワンタッチで設営が可能となったテント。
その仕組みを確立したのが、テントの骨となるワイヤーの存在です。
設営するときは、そのワイヤーが自然とテントの形に沿って収納袋から取り出すだけでパッと開くので特に何も問題ありません。
後は4隅に鉄杭(ペグ)を地面に打ち込んで、風に飛ばされないようにすれば完成です。
しかも畳み方もすごく簡単で女性一人でらくらく出来てしまうことのです。
収納方法に関しては、下記の動画を参考にしてください。(例:FIELDOOR(フィールドア)のサンシェードテント)
ね?とっても簡単でしょ!?
慣れてくれば1分もかからず畳むことができます!
畳んだ状態ももとってもコンパクト!
これなら仮に一人で公園にお出かけして、テントで横になりながら読書をするためにテントを持ち出すなんてことも「アリ」になってきませんか?
おすすめワンタッチテントのご紹介
そんなワンタッチで設営ができるオススメなテントをご紹介したいと思います。
有名テントメーカーから売れ筋商品まで、3つの代表的なアイテムに絞らせて頂きます。
【おすすめテント①】SUMMIT ワンタッチドームテント
まずは「SUMMIT」から販売されている「ワンタッチドームテント」です。
上下2層構造というゴージャスでカッコイイ見た目でありながら、実際に設営する際は本体上部のジョイントを引き上げて、ロックをするだけという簡単さ!
わずか45秒で完成!というのをひとつの売り文句としているアイテムです。
大きさもゆとりがあり大人2人、子供2人のファミリーでもレジャー用として使うには十分ですね。
SUMMITの良い点
①外観がとってもオシャレ
ワンタッチテントでは珍しい2層構造のドーム状のデザイン。
「主観的にコレがかっこよかったから」という理由で購入されている方も実際に多くいらっしゃるようです。
②気の利いた空間設計
結構テントの中ってガランとして空間になっていることが多いんです。
そんな中色々荷物を広げたりすると「あれ?携帯どこだっけ?」なんか言ってゴソゴソ探し出すことも多々あります。
そこでこのSUMMITのテントはテント内に小物収納を設けました。
さらには明かりをぶら下げる仕掛けだってあるんです。
こうした小さな仕掛けが、アウトドアをより快適に過ごせることに繋がるわけなのです。
SUMMITのココが気になる!
気になる点を上げるとするならば、それは「生地の薄さ」です。
実際に生地を薄くすることで全体の軽量化を図っているということにもつながるわけですが、やはりこの薄さを気にされる方も口コミを見るといるようです。
ただし、「生地が薄い=破れやすい」ということにはなりませんのでご安心を!
しかしながら床面の部分の生地の薄さはやはり気になります。
レジャーなどで川などでテントを張った場合、床面の石などのゴツゴツ感が手に取るように分かります。
そこで活躍するのが「レジャーシート」です。
テントを張り終わったら、床面にやや厚手のレジャーシートを敷きましょう。
そうすることでこの気になる部分はスカッと解消され、快適なアウトドアリビングを堪能することが出来るのです。
【おすすめテント②】Coleman(コールマン)タフワイドドームテント
アウトドアに興味がない方でも誰しも聞いたことのある老舗ブランド「コールマン」。
その製品のモノの良さには、多くのキャンパーたちも信頼を寄せています。
基本的にコールマンのテントは本格的であり、タープとの組み合わせなどでかなり気合をいれて設営しなければならないものが多いのが現状です。(その分仕上がりは美しいのですが)
このおすすめテントもさすがに「ワンタッチで設営!」とまではいきませんが、それでも1人で簡単に設営できるようアシスト機能がついたものになるので、比較的容易に設営をすることが出来るのです。
コールマンの良い点
①絶対信頼のおける老舗ブランド
先ほども記載した通り、アウトドアの超老舗のコールマンのテントは、ただそれだけで信頼を寄せるに値する商品なのです。
②空間の大きさが半端ない!
コールマン独自のフレーム構造で、ドーム内の天井高は実に185cm!
大人だって家と同じように普通に立って着替えることが可能なんです!
このテントは6人用のため、キャンプなどのファミリーの寝泊り用としても十分活用することが出来ます。
③うれしい特典2点付き!
地面の湿気を取り除く「グラウンドシート」と地面のでこぼこを解消する「インナーシート」の純正品が準備されています。
コールマンのココが気になる!
今回は「ワンタッチテント」企画のつもりだったのですが、それから少し外れてしまったことです。
ただし従来のコールマンのテントと比べると、こちらのテントの設営ははるかに楽です!
その証拠に設営方法を動画で紹介しておきますね。
【おすすめテント③】Outrich ポップアップテント
最後に紹介するのは、インターネット等で一番人気といってもいい位の「Outrich」のポップアップテント。
気軽に簡単に楽に使えて、そしてポップなかわいいデザインが特に女性に人気のようです。
これぞまさに、キャリーバッグから取り出して設置するだけというと~っても設営が簡単なテントなのです!
ワイドタイプであれば、大人3人でも普通に使うことができますよ。
Outrichの良い点
①デザインの豊富さ
なんといっても一番の魅力はデザインの豊富さに他なりません!
全部で7種類ものポップでキュートなデザインが準備されています。
②必要最低限の無駄のない装備
使いやすいテントには、無駄な装備は一切必要ありません。
Outrichのテントには、使用する人が快適に過ごせるだけのマスト装備のみがすべて備わっています。
全面閉じられる「フルクローズ機能」や外からでも中からでも閉じられる「両面ファスナー構造」。
背面はメッシュと生地の2層構造になっており、メッシュにすれば通気性抜群。
不要な機能は一切取っ払った、使いやすさ重視のテントなのです。
③扱いやすさNo.1
重量はわずか1.25kgで女性でもノンストレスで持ち運びが出来る重量です。
設置から収納まで、すべてワンタッチでどんな時でもらくらく。
気を遣うことなく、すべてあなたのペースでテントを扱うことが出来ます。
まとめ
今までテントとは無縁であった人も多いかと思います。
「テント=キャンプ」という概念は捨てて、広い草原のある場所で是非一度テントを設置してみてください。
その自然の生み出す開放感と、自分だけのプライベート空間にきっと「あっ、コレいいかも」って感じることでしょう。
その空間でぼんやり物思いに耽るもよし、気になっていた雑誌を読んでみるもよし、家でしていたことを単純に外でしてみるだけで何か不思議と気持ちも前向きになるかもしれません。
一人で簡単に設営できるテントは、思った以上にあなたのパートナーになってくれることでしょう。