ブルーピリオドはこれまでの漫画ではあまりなかった「絵」の世界を全面的に押し出した漫画です。
しかもそこには東京藝術大学への入学という非常にリアルな話題性も併せ持っています。
主人公の矢虎は前回の10話で遂に自身の傑作ともいえるF100号の巨大画を仕上げました。
これをきっかけに一気に藝大合格への階段を上れるのか?そしてこの絵にたいするみんなの反応は?
11話のあらすじを解説していきましょう!
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第3巻/11話「褒められが発生しました」 あらすじ(ネタバレあり)
「縁は自分自身を変化させる金属」
それをテーマにF100号を描ききった矢虎は美術の佐伯先生たちに見てもらいます。
そこで貰うコメントは非常に意味のあるものでした。
感動しますね
一人の生徒が育っていく家庭というのは
大きくなりましたね 矢口さん
最高の褒め言葉を頂いた矢虎はテンションが爆アゲに!
大葉先生からも「え!めっちゃいいジャーン!」とストレートに褒めちぎられます。
自分でも自信がいまいち持てなかった矢虎ですが、周りの反応を得て「この絵がいい絵である」ことを認識します。
一番大事なのは、
俺がどう考えてどう見てるか
そのことに気づいた矢虎は、今まで悩んで霞んでいた目の前がどんどんと開けていくことに気づくのです。
矢虎の描く1枚1枚の絵に、成長がみられるようになってきました。
そして迎えた予備校のコンクール。
課題は「食事をテーマに描きなさい」
これまで工夫をこらした絵を描いて上々の評価を得ていた矢虎ですが、この絵を描くにあたりふとこう思うのです。
あのときはどういう風に描いてたっけ?
縁の絵を描いたときの感じを思い起こして、絵を描いていきます。
そしてして自身満々で迎えた結果は・・下から3番目。笑
大葉先生から言われた言葉は非常にキツイものでした。
「縁の絵」をマネして描いたでしょ?
大葉先生にはすべて見抜かれていたというわけです。
鮮度もなければ、挑戦も工夫も何もない・・そこを先生は厳しく評価したわけです。
この大葉先生からいわれた「焼き回し」のひとことに矢虎は大きなショックを受けます。
手を抜いたわけじゃないのだけど・・。
知らず知らずに守りの方向に入ってしまった絵に、周りは誰も評価してくれません。
好きなことをやるって いつでも楽しいってわけじゃない
そう家で再び思い悩む矢虎に意外な人物から電話がかかってきます。
予備校を去っていった・・世田介です!
「今何してる?」
苦しむ矢虎を救えるのは、やはりライバルの世田介なのでしょうか。
次回12話ではこの二人は再び結びつきを強めます!
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まとめ
F100号の大作はまわりのみんなから上々の評価をもらいました。
迷いも吹っ切れこれからガッツリ上を目指して・・と思ったらまたしても壁にぶつかってしまった矢虎くんw
一度できた傑作を思い起こし「あの時の描き方」を再現してしまったがためにコンクールでは大きく順位を落としてしまいましたね。
一度起きた成功にすがりついてしまう。
矢虎だけでなく、誰しもがやってしまい勝ちなことですよね・・。
さて次回では矢虎と世田介との絡みが非常に楽しみになってきました!
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