2019年の注目バンド「King Gnu(キングヌー)」のMV(ミュージックビデオ)を制作しているのが、PERIMETRON(ペリメトロン)というクリエイティブ集団です。
東京藝術大学卒業で、King Gnuのリーダー常田大希さんが立ち上げた集団のようですが、一体どんな活動をしているのでしょうか。
このページをご覧のみなさまであれば、King GnuのMVの完成度の高さ、アート性の色濃さはご存知だと思います。
どのような方たちが、どのような思考回路でああいった映像作品を世に送り込んでいるのでしょうか。
今回はそんな「PERIMETRON」について深堀りをしていきたいと思います。
PERIMETRONとは
King Gnuの常田さんが立ち上げたクリエイティブ集団。
King Gnuの音楽にダサイ映像はつけたくなかったと答えている常田さんは、「ならばかっこいい映像を自分らで作っちゃえばいいじゃん!」的な発想で、単純で難解な選択をされました。笑
ただこのPERIMETRONのMVがとてつもなくかっこいいのは皆さんもご存知でしょう?
どこか退廃的な匂いを醸し出しながらも、それがまたとてもアーティスティックな一面として観た人の心の中に入ってくる。
作成している人たちは、どんな映像テクニックを持ったクリエイティブな方たちなのでしょうか!?
PERIMETRONのメンバー
基本的には次の7人が主要なメンバーのようです。
【PERIMETRON】メンバー構成
常田大希 | King Gnu |
佐々木集 | プロデューサー(アパレル出身) |
OSRIN | 映像作家 |
松田稜平 | スタイリング・衣装デザイン |
西岡将太郎 | 広告映像制作会社から独立したプロデューサー |
神戸雄平 | 3D・ビジュアルエディター |
井本翔 | アシスタント |
7人がそれぞれの分野に特化しているのがお分かりいただけますか?
このクリエイティブ集団はそれぞれが誰にも負けない専門分をもち、その横の繋がりで活動をしているわけなのです。
だからこそ作品に各人のこだわりと「ここはこうしたい!」という想いが色濃く残った作品になっているんですね。
それぞれのスキルが確かであること、お互いの力を信用していること、この2点の部分が揺るがないことでいい作品に繋がっているんでしょう。
PERIMETRON の名称の由来
純粋に「響きがかっこいいから」のようです。笑
「特撮ヒーローっぽいから」なんてこともインタビューでプロデューサーの佐々木さんが答えています。
うん。その直感的な感覚を大事にするところが非常にクリエイティブな感じがするw
ちなみにロゴがカプセルなのも、「宝箱みたいに色々詰まってそうで、面白いものが生まれそう」という理由のようです。
理由がしっかりしてなさそうでしっかりしている・・なかなか真似することの出来ない素晴らしい感覚ですよね!


PERIMETRON の作品
MVの制作のほかにも、ファッションブランドのコレクションムービーからプロダクト、ジャケットのデザイン、など様々なアート作品を手がけています。
FILAの映像
FILA OFFICIAL GLOBAL TRAILER from PERIMETRON on Vimeo.
なんとも斬新な内容です。
というかパッと見、ちょっとホラーな印象もある独特な内容ですがインパクト大です!
shu uemuraの映像
大手コスメブランド「shu uemura」の映像も手がけています。
DaikiTsuneta Millennium Parade
常田大希さんの独自の「DaikiTsuneta Millennium Parade」の映像も多く手がけています。
今回の紹介映像は、イラストレータのやまだりょうじさんのコラボ作品です。
Daiki Tsuneta Millennium Parade × Ryoji Yamada (Animation VJ) from PERIMETRON on Vimeo.
オフィシャルミュージックビデオ制作
様々なミュージックビデオの制作も手がけています。
こちらはPAELLAS (パエリアズ)の「Echo」のオフィシャルミュージックビデオです。



まとめ
今回はPERIMETRON(ペリメトロン)のメンバーや、活動内容についてでした。
それにしても、King Gnuのリーダー常田さんの多才ぶりには本当に脱帽してしまいます。
バンドの曲の曲作りから、今後の展望を見据えたスキルマンであると同時に、PERIMETRONでのアーティスティックな活動までこなすなんて。
時間がいくらあっても足りないような気がしますが、そうしたところのタイムスケジュールもしっかりされているんでしょうね。
King Gnuというバンドが大きくなれば、必然的にMVを作成しているPERIMETRONの知名度もググググッとあがってくるでしょう。
そうなったら今のクリエイティブ集団というより、もっとビジネス的に規模を広げていく必要性は出てくるでしょうが、今の少数精鋭部隊で仕事をしている様がなんかカッコよく思えてきたりするんですよね!
何はともあれこのアーティスティック軍団は、恐るべき能力を持った集合体であるといえるでしょう。
これからも多くの傑作とよばれる作品を生み出していって欲しいものです!
コメント
常田さんは東京学芸大学ではなく、東京芸術大学『出身』であり、『卒業』はされておりません。
とあるインタビューで1年程度しか大学に通わなかったと発言されております。
こういった記事を出されるなら、しっかりとお調べになられてから執筆されることをオススメします。
コメント、そしてご指摘ありがとうございます!
この記事にて誤った表現をしていたようで申し訳ありません。修正させて頂きました☆